進化した『ダイロートン』
2025-07-23 13:31:28

防カビ仕様に進化!ロックウール吸音板『ダイロートン』の新たな魅力

防カビ仕様に進化した『ダイロートン』



大建工業株式会社が2023年6月23日にリニューアルしたロックウール吸音板『ダイロートン』は、防カビ仕様となり、医療施設やオフィス、店舗などの非住宅市場に新たな選択肢を提供します。これまで、カビ問題は多くの施設で頭を悩ませるトップの課題であり、特に湿気がこもりやすい環境ではその影響が顕著です。

背景と必要性



長年にわたり、大建工業は公共や商業建築向けにロックウール吸音板『ダイロートン』を販売してきました。この製品は、吸音、防火、断熱性能に優れた特長を持ち、特にオフィスや医療施設、文教施設で好評を得ています。しかしながら、最近のトレンドとして、健康や快適性を重視する傾向が強まっており、それに伴いカビの発生を抑えることが重要視されています。

医療施設やクリニック、オフィスでは加湿器の使用が増え、カビの温床となる高湿度環境が生まれがちです。特にコンビニやスーパーマーケットといった大型店舗のバックヤードは、換気が不足しやすく、高湿度の問題が頻発しています。そこで、大建工業は『ダイロートン』を防カビ仕様にアップグレードし、これまで以上にクリーンで衛生的な空間を実現することを目指しました。

防カビ性能の強化



今回のリニューアルによって、『ダイロートン』はカビの増殖を抑える防カビ性能を標準仕様として搭載されています。具体的には、表面塗装に使用される薬剤がカビの菌糸に作用し、分裂を阻害することでカビの発育を防止します。この特性により、従来のカビの問題に悩まされていた施設でも、長期間にわたり清潔感を保つことが可能になります。

防カビ性能に関しては、JIS Z 2911:2023の試験に基づいて評価されており、実際の空間において様々な条件が影響することを考慮しつつ、効果的にカビの繁殖を防ぐ結果を示しています。

快適な acoustics(音響)性能



『ダイロートン』のもう一つの魅力は、その優れた音響性能です。多くの吸音穴を備えたこの製品は、音の反響を抑え、快適な音環境を提供します。これにより、オフィスや医療機関においても、コミュニケーションが取りやすく、ストレスの少ない環境を実現します。特に、残響時間が長い空間では、声の聞き取りやすさが向上し、利用者の満足度が高まるでしょう。

安全性と省エネの両立



さらに、大建工業の『ダイロートン』は国土交通大臣認定の不燃材であり、火災時にも燃えにくく、溶けにくい特性を有しています。燃焼時には有毒ガスの発生を抑え、室内の安全性を確保します。また、従来の塩ビクロス張りと比較して、約5倍の断熱性能を持ち、冷暖房の効率を向上させることにも寄与します。これにより、光熱費の削減にもつながり、経済的にもサステナブルな選択と言えるでしょう。

まとめ



こうした特長を持つ『ダイロートン』は、非住宅向けの製品として、医療機関、オフィス、店舗など様々な場所での快適な空間の構築に貢献することが期待されています。大建工業は、今後も多様なニーズに応える製品を展開し、より良い公共空間の提供を目指して努力していくことでしょう。

【お問い合わせ先】
大建工業株式会社お客様センター 0120-787-505


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