リサイクルセンターの進化
2025-11-04 11:23:28

東広島リサイクルセンターが混合廃棄物選別設備を導入しリニューアル!

東広島リサイクルセンターの新たな挑戦



株式会社こっこー(本社:広島県呉市)が、東広島リサイクルセンターのリニューアルを2026年秋に実施します。このリニューアルでは中四国地方で初となる、混合廃棄物の選別に特化した新しい設備が導入されます。これにより、鉄や非鉄スクラップ、古紙に加えて、今まで処理が難しかったがれき類などの多様な廃棄物の取り扱いが可能になります。

古紙ヤードが新設され、さらなる入荷を開始



リニューアルに先がけて、新たに完成した古紙ヤードでは、11月10日から古紙の荷受けがスタートします。このヤードは、東広島リサイクルセンター内で最も古く、設置から約50年が経過し、老朽化が進んでいました。そのため、従来の鉄ヤードと古紙ヤードの機能に、新しい廃棄物ヤードが加わることで、より効率的に廃棄物の処理が行えるようになります。

環境に優しい新設備の導入



当社は、混合廃棄物の選別ができる「破砕・選別処理設備」を導入します。この設備は、移動式破砕機と選別装置のセットで構成されており、ギロチンダストと呼ばれる廃棄物の細かい選別が可能です。ギロチンダストとは、残土に非鉄スクラップや廃プラスチック、木くずが混ざった廃棄物を指します。これまで処理困難とされていたものが、選別処理によりリサイクル可能な資源として再利用されることが期待されます。

サステナブルな事業運営



また、リニューアル後の工場には太陽光パネルも設置され、環境への配慮がされています。この太陽光パネルでは、自社で発電した電力を使用し、さらに不足分は再生可能エネルギーを活用した中国電力の「CO2フリー電力」で補います。これにより、2024年実績比で92.2%の電力を再生可能エネルギーから調達し、自社の環境意識と持続可能な運営方針を実現します。

地域と共に築く持続可能な社会



株式会社こっこーでは「かぎりあるものを、かぎりなく」という企業理念のもと、環境に配慮した事業を推進しています。新たな施設の開設を通じて、地域の皆様と共に持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。古紙ヤードの稼働開始に続いて、廃棄物ヤードの完成は来秋を予定しており、地域の生活環境改善に寄与することが期待されています。

このように、東広島リサイクルセンターは新たな技術を導入し、地域貢献と環境保護に向けて更なる進化を遂げます。ぜひ今後の成長に注目してください。


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