プラチナバイオの挑戦
2025-04-24 13:51:20

広島発のプラチナバイオ、マレーシアに法人設立でグローバル展開を加速

プラチナバイオがマレーシアに新拠点設立



広島県東広島市に本社を置くプラチナバイオ株式会社(以下、PtBio)は、2025年3月12日付けで、マレーシアに門戸を開く現地法人「PtBio ASIA SDN.BHD.」を設立しました。この動きは、主にアジア市場における展開を進め、バイオテクノロジーの発展に寄与することが目的です。

PtBioの成り立ちとミッション



2019年に設立されたPtBioは、広島大学の山本卓教授らが開発した国産ゲノム編集技術「Platinum TALEN」を基盤に成り立っています。JSTの支援を受けながら、産学連携を密に進め、革新的な技術の社会実装を目指しています。特に、SDGsの達成を見据えた取り組みが重要視され、地球規模の課題に向き合っています。

マレーシア法人の設立



2024年1月には、東南アジアの社会問題を解決するために、マレーシアのサイバージャヤ市に活動拠点を設立。その後、さらなる進展を目指して現地法人を設け、新たなステージが迎えられます。具体的には、2025年4月26日に開催される「Add Venture Forum Malaysia 2025」という人材採用イベントにも参加。このイベントを通じて、現地の優秀な人材の確保を目指しています。

PtBioの事業内容



新たに設立された「PtBio ASIA SDN.BHD.」は、以下のような主要な事業を展開します:

  • - Research and Development
ゲノム情報を活用し、新しい市場を開拓、革新的な製品を生み出す研究を進めます。

  • - Bio-DX services
バイオデータ変換、解析、データベース構築など、バイオテクノロジーの発展を目指すサービスを提供しています。

  • - Human Resource Development and Education
バイオ技術を通じた教育と人材育成を重視し、次世代のイノベーターを育成します。

今後の展望



プラチナバイオは、「生物機能をデザインして社会課題を解決する」という明確なミッションのもと、さらなる成長を遂げる計画です。特に、マレーシア市場においては、環境やエネルギーなどの重要な課題解決に向けて新技術を迅速に展開していく予定です。

結論



プラチナバイオの冒険はまだ始まったばかり。グローバルな課題にも果敢に挑む姿勢は、広島発のスタートアップとして、国内外での注目を集めることでしょう。これからの活動に大いに期待が寄せられています。


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