関大万博フェスタでのLGBTQ理解促進イベントの魅力を探る

「関大万博フェスタでのLGBTQ理解促進イベントの魅力を探る」

2025年6月30日、関西大学千里山キャンパスで開催された「関大万博フェスタ～巡縁祭～」の一環として行われた「KANDAI RAINBOW DAY」は、格別なイベントとなりました。ファミリーマートとコカ・コーラボトラーズジャパンが協賛し、LGBTQに対する理解を深めるためのプログラムが用意されました。このイベントのテーマは「誰かの“普通”に合わせなくても、安心していられる関大に。」というもので、多様性の尊重が大いに謳われました。

イベントの内容

今回の「KANDAI RAINBOW DAY」では、参加者が自身の性への理解を深められる6つの体験ブースが設置されました。性の多様性をテーマにしたクイズブースでは、参加者が驚くような問題に挑戦し、正解者にはコカ・コーラ製品とオリジナルデザインのステッカーが渡されるという形で、参加者の興味を引きました。

「問題が難しかったけど、ハンドブックのおかげでクイズに答えやすかった！」との声が多く、特にオリジナルステッカーのデザインに対する反響は非常に好評でした。「オリジナルステッカーがかわいい！」という感想が多数寄せられ、イベントは活気に満ちていました。

ステッカーのデザイン

今回配布されたオリジナルステッカーのデザインは、著名な女装パフォーマーであるブルボンヌ氏と、ファミリーマート及びコカ・コーラのアライメンバーが意見交換を重ねて決定されたもので、特に多様性のメッセージが色濃く反映されています。約30案から選ばれたデザインは、実際の投票によって決まったため、社員たちの思いを強く受け止めた作品となりました。

持続可能な未来への貢献

ファミリーマートとコカ・コーラボトラーズジャパンは、SDGs（持続可能な開発目標）への取り組みの一環として、このようなイベントを通じて社会貢献を目指しています。コカ・コーラの担当者は「学生たちにLGBTQに関する気づきや学びを提供できたことが嬉しい」と述べ、自社のアライメンバーが主体となった取り組みが成功したことを喜びました。

ファミリーマートもまた、「今回のイベントを通じて自分らしさを大切にするメッセージを伝えられたことを嬉しく思う」とし、今後もLGBTQへの理解促進を続けていく姿勢を強調しています。両社は、企業の垣根を越えた協力によって、より広い社会へ向けて活動を展開する意向を示しました。