ファミリーマートの取組み
2025-09-10 12:08:07

ファミリーマート、北陸地区での配送体制を変更し環境に配慮した取組みを開始

ファミリーマート、北陸地区の配送体制を刷新



株式会社ファミリーマートは、2025年9月16日から、北陸地区(富山県、石川県、福井県)の店舗へ向けたおむすびや弁当の「定温便」配送を変更し、効率的なロジスティクス体制を目指します。一日あたりの配送回数を3回から2回に減らし、これによりCO2の排出量や食品ロスを大幅に削減することを目指しています。

効率化の背景



近年、物流業界ではドライバー不足や燃料費の増加が問題となっています。また、中食製造工場でも人件費の上昇や原材料の価格上昇が影響し、商品製造の環境は厳しさを増しています。ファミリーマートはサプライチェーン全体の効率化を図り、コストを抑えることで価値ある商品を安定的に提供し、加盟店の利益向上を目指します。環境への配慮として、CO2排出量や食品ロスの削減にも積極的に取り組んでいます。

新たな取り組みの詳細



2025年9月16日より、北陸地区の約550店舗を対象に、おむすび、寿司、弁当、パン、惣菜、デザートの約800品目の配送を行います。この変更により、納品時間帯の見直しや配送コースの効率化を実施し、さらなるコスト削減を図ります。特に、今年から効率化された製造体制により、2つの米飯工場が協力して商品の生産を分担し、生産効率を向上させます。

環境への配慮



2便体制に移行することで、年間で約150万キロメートルの走行距離の減少が見込まれ、これによりCO2の排出量が約30%減少することが期待されています。持続可能な形での商品供給を実現し、加盟店にも利益をもたらすことを目指しています。

加盟店へのサポート体制



配送の際の販売ピークや新しい納品時間に合わせた最適な発注を支援するため、専用の発注支援ツールを導入します。スーパーバイザーによるサポートがあり、スムーズな移行を促進します。

新しい冷凍弁当の登場



同日から、新たに冷凍弁当の販売も開始されます。この冷凍弁当は、製造工場において作りたてを急速冷凍し、必要な時に温めて提供されるため、いつでもできたての味を楽しむことができます。たとえば、〇〇ソースを使った「デミオムライス」をはじめ、トマトの旨味を活かした「ナポリタン」、風味豊かな炒飯など、多彩なメニューが揃います。

まとめ



ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という理念のもと、持続可能なサプライチェーン構築に向けた取り組みを今後も継続していきます。お客様、加盟店、お取引先、そして地域社会への貢献を大切にし、豊かな未来を築いていくことを目指しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: ファミリーマート 環境問題 冷凍弁当

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。