見えないヒーローたち
2025-07-13 16:29:16

見えないヒーローたちを追う新番組『贈り人』の魅力とは

日本には、見えないところで人々を支え続ける人たちがいます。この度、TVerで配信が開始されたドキュメントバラエティ『アナタの街の隠れたヒーロー縁の下の贈り人』では、そうした『贈り人』たちにスポットライトが当てられています。番組には、田村淳さん、朝日奈央さん、河井ゆずるさんの3名が出演し、『贈り人』の思いや活動を紹介しています。

今、寄付が求められる日本の現状


2023年の英国CAFによる調査で、日本は142か国中139位とされる「人助けランキング」に位置しています。ボランティア活動や寄付・寄贈がまだまだ根付いていない現状があります。しかし、そんな中でもスーパースターの大谷翔平選手の寄付事例のように、心温まる贈り物のニュースも存在しています。大谷選手が寄付した6万個のグローブは、全国の約20,000校に送られる見込みで、贈り物がどれほど人の心を動かすのかを感じさせます。

知られざる『贈り人』たちの物語


番組では、日本各地に散らばる『贈り人』たちの感動的なストーリーが紹介されます。例えば、和歌山の塚本治雄さん(87)は、地元愛にあふれた寄付を通じて、なんと総額約14億円を寄付している一方、長崎県の浦善範さんは自作の卓球道具を無償で寄贈し続けています。彼の情熱は、亡き友の願いを受け継いだもの。しかし、これらの物語は単なる結果ではなく、背後には深い思いや願いがあります。

地元に恩返しする思い


塚本さんは、自身が育った和歌山市への恩返しとして、救急車や防災関連の寄贈を続けています。彼の名前は和歌山市民に広く知られ、寄付金のみならず様々な形で地域をサポートし続ける姿は多くの人に感動を与えています。また、浦さんのように、個人的な趣味を活かして子どもたちに卓球の楽しさを伝えようと努める姿勢も、多くの子供たちの笑顔を生み出しています。

若き中学生も寄贈に参加


三重県尾鷲市の中学生内山雄介さん(13)は、魚の知識を基にした「ぼくの魚辞典」を図書館に寄贈しました。自らの知識を他者と分かち合う形で、地域のことを深く考えた行動は同世代にとってのインスピレーションとなるでしょう。

子どもたちの未来のために


東京の格闘家渡慶次幸平さんは、ミャンマーでの経験を通じて学校を建設するなど、子どもたちの未来を大切にする活動を行っています。「自分の子どもだけでなく、すべての子どもに良い環境を提供したい」という彼の言葉は、多くの人に響くことでしょう。

一風変わった寄贈品も


『贈り人』たちの寄贈はこれに限りません。企業のユニークな地域貢献として、広島のお好み焼マンホールや、ガンダムデザインのマンホールなど、一見奇抜に思えるものも地域の魅力を高める要素となっています。

これらの物語を通じて、私たちは寄付やボランティアの大切さを再確認し、次なる一歩を踏み出すきっかけになるのかもしれません。番組をぜひご覧いただき、『贈り人』たちの熱い思いに触れてみてはいかがでしょうか。また、TVerでの見逃し配信も行われていますので、ぜひチェックしてみてください。


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