特定技能ドライバー初採用
2025-11-10 10:31:35

広島の物流企業が特定技能ドライバーを初めて採用!多国籍チームの新たな挑戦

広島の物流企業が特定技能ドライバーを初めて採用!多国籍チームの新たな挑戦



広島県で食品物流業務を行う株式会社河野が、創業63年の歴史を持ちながらも、初めて特定技能1号(自動車運送業)の在留資格を取得した中国人ドライバーを迎え入れました。この重要な入社オリエンテーションが2025年11月6日に兵庫県尼崎営業所で行われ、報道関係者や支援機関の担当者、社員などが参加しました。

物流業界の深刻なドライバー不足



日本の物流業界は少子高齢化や「物流の2024年問題」といった様々な課題から、ドライバー不足が深刻化しています。2024年3月には自動車運送業が特定技能制度の対象となりますが、語学力や免許取得、制度手続きの複雑さから導入する企業は限られています。その中で、河野社はラオス人技能実習生を受け入れ、国際的なチームワークの重要性を体感しています。今回、新たに中国からもドライバーを招くことで、持続可能な人材確保と、多様な人材が活躍できる職場環境の構築を目指します。

特定技能ドライバーのオリエンテーション



オリエンテーションの開始時間は午前10時。報道関係者や社員同士の間には緊張の雰囲気が漂いました。まずは新たな仲間である中国人ドライバーの任帥(ニン スイ)氏による自己紹介が行われました。任帥氏は、緊張しながらも「安全運転を意識し、会社に貢献したい」と話し、周囲は温かい拍手で応えました。

続いて、代表の河野幹章社長が挨拶し、「新たな仲間を心待ちにしていました」と歓迎の意を示しました。特定技能ドライバーとしての期待や成長を支援することを約束し、任帥氏に対する激励の言葉が送られると、スタッフ一同の期待感が高まりました。

その後、辞令交付が行われ、任帥氏は真剣な表情で証書を受け取り、今後の決意を新たにしました。オリエンテーションでは業務内容や仕事の流れ、生活に関するルール・マナーについて確認し、日本での生活に馴染むための手助けが行われました。

和やかな昼食会



昼食には中華の弁当が用意され、任帥氏は「美味しい」と笑顔で完食しました。また、「日本の食べ物は好きで、何でも食べられる」と語り、和やかな雰囲気の中でコミュニケーションが図られました。任帥氏は「技能実習生として日本での経験があり、今回が2回目」と話し、成長のために努力する強い意志を明かしました。

河野社長は「任帥さんの家族のために仕事をしたいという言葉を聞き、その強い思いに心を打たれました。」と語り、任帥氏が安心して働ける環境を提供することを約束しました。

これからの展望



株式会社河野は、今回の特定技能ドライバー採用を機に文化の違いを超えた関係を築いていきたいと考えています。互いを理解しながら共通の目標に向かう仲間として、全員が力を発揮できる環境を整え、地域貢献ができる企業を目指してさらなる前進を続けていきます。

★株式会社河野の概要
広島県を拠点に、食品物流を中心に事業を展開する総合物流企業です。温度管理が必要な輸送体制を整備し、コンビニや地元スーパー、外食チェーンへの配送を行っています。さまざまな業務に対応するため、冷凍冷蔵倉庫の保管や共同配送などのサービスを強化し、地域のインフラを支える役割を果たしています。

株式会社河野の公式サイトはこちら


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