介護に新たな魅力を発信するプロジェクト
株式会社マガジンハウスは、介護のしごとの魅力を広めるための新しいプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、女性向けウィークリーマガジン『anan』や、シティーボーイ向けのファッション誌『POPEYE』、福祉をテーマにしたウェブマガジン『こここ』の3つのメディアが協力し、さまざまな形で介護職の魅力を伝える活動です。
プロジェクトの内容
本プロジェクトでは、まず『anan』と『POPEYE』それぞれでの特集を発表し、その後ウェブマガジン『こここ』に連載を続けることで、介護職の多様な側面を紹介します。また、全国の介護施設を巡る「ケアするしごとツアー」や、小学生向けに介護の仕組みを説明する冊子の普及なども行われ、様々なプログラムが展開されます。
特に注目されるのは、『anan』と『POPEYE』、そして『こここ』が合同で発行するスペシャルブックです。このブックは、介護職の「自分らしく生きる」ことを支える魅力を特集した内容となっており、2025年10月より全国の書店やイベントで無料配布される予定です。
特集内容
- - 『anan』: 特集記事では、介護の仕事がいかに個性を活かせるかについて取り上げています。「自分の存在が生かされる」というテーマのもと、介護の職場環境や成長できる機会を紹介。
- - 『POPEYE』: 介護の仕事の実態を理解するために、さまざまな視点から介護の仕事に関する特集を行い、読者に介護業界への理解を深めてもらいます。
- - 『こここ』: 空間デザインや「幸せ」について、介護の視点から考え、より身近に感じてもらうことを目指しています。
体験型イベントとツアー
プロジェクトの中でも特に興味深いのが、「ケアリングノーベンバー2025」というイベントの開催です。このイベントは、2025年11月11日から29日まで行われ、介護の重要性や楽しさを実感するためのさまざまな企画があります。東京・下北沢の「BONUS TRACK」をメイン会場に、展示やトークイベント、ワークショップなどが行われ、参加者自身が体験を通して学んでいくことができます。
加えて、「ケアするしごとツアー」も企画されています。このツアーでは、鞆の浦や仙台、東京、神奈川の介護現場を訪問し、介護の仕事のリアルな姿ややりがいを直接体験できます。参加者は自分の目で介護の現場を見学しながら、業界について深く理解する機会を得られます。
マガジンハウスの思い
このプロジェクトの背景には、高齢化社会の進展に伴い、介護職の重要性が高まっている現状があります。マガジンハウスは、介護の現場で働く人々が「自分らしく生きる」ことを支える環境を整えるために、今回の取り組みを開始しました。介護職の魅力をより多くの人に伝えることで、少しでも興味を持ってもらい、未来のケアワーカー育成につなげていきたい考えです。
今後も、介護に対する理解を深めるための魅力的な企画が続くことが期待されます。興味のある方は、ぜひ参加して、介護の世界を体感してみてください!