マルミミゾウを守るためのクラウドファンディングが急募!
アフリカの森には、野生のマルミミゾウという珍しい生物が住んでいますが、彼らの存続が危ぶまれています。特に、カメルーンのロベケ国立公園に生息するマルミミゾウは、絶滅の危機が迫る中、保護活動が行われています。2023年3月5日からスタートしたクラウドファンディングが、いよいよ今週金曜日、4月18日23時に締切を迎えます。この機会に、広島からマルミミゾウを守るための支援を考えてみませんか?
保護活動の概要
UAPACAA(ウアパカ)国際保全パートナーズが中心となり、ロベケ国立公園内でのマルミミゾウの保護活動費の調達を目指しています。2025年から2026年にかけて、国立公園の重要なポイントである『ポン・カッセ(壊れ橋)』でのガードポスト運営に必要な資金として、最低でも500万円が必要とされています。この金額には、クラウドファンディング手数料が含まれており、やれる限りの支援を必要としています。
また、ゴリラ・エコツアー観察路の技術支援のために、日本からの現地への渡航費用が年に2回必要で、それに約200万円(手数料含む)が見込まれています。さらには、事務経費として約100万円も必要です。
野生動物の存続と日本の役割
日本国内で見ることができるマルミミゾウは、広島市安佐動物公園にいるわずか3頭です。そのうちの2頭が広島に住んでいますが、彼らの繁殖状況も注目です。この秋には、4頭目の赤ちゃん誕生が期待されています。野生のマルミミゾウは、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにおいて『近絶滅種(CR)』に分類され、異常な減少が進行しています。
私たちUAPACAAは、21世紀に突入し、密猟による被害が増えている中、野生動物を守る活動を続けています。特に、WWFと協力し、現地の保護体制を強化することで、昨年は大型野生動物の密猟ゼロを達成しました。
支援を通じた連携の重要性
国際情勢が不安定な時代において、私たちの活動は特に重要です。この支援の輪を広げることで、野生動物や地域コミュニティにより良い環境を提供することできます。『ポン・カッセ・ガードポストの維持資金』の調達が迫っている今、皆さまの支援が必要です。
未来のために考える
IUCNの報告によると、過去31年間でマルミミゾウは86%以上も減少しており、今後の回復には長い時間がかかると予想されています。100年もの間、彼らの生息地が守られ続けるために、今こそ私たちができる時です。
アフリカの熱帯ジャングルとマルミミゾウの持ちつ持たれつの関係からもわかるように、彼らの存在はジャングルそのものの存続にも関わっています。特定の木の実や植物はマルミミゾウの糞を通じてのみ種を発芽させ、その生態系を維持する重要な役割を持っているのです。
一緒に未来を考えてみませんか?
クラウドファンディングを通じて、アフリカの森の保護活動に参加してみましょう。寄付の詳細は、
こちらのクラウドファンディングページにアクセスしてご覧ください。広島から国境を超えた支援をお願いできればと思います。マルミミゾウと共に、アフリカの森を守るために、手を貸してください!
結論
マルミミゾウの未来を守ることは、私たちの手の中にあります。成功させるためには、あなたの力が必要です。ぜひ、みんなで彼らの存続を守りましょう!