ダイセー日研が広島市東区福田に本社移転
2025年1月より、ダイセーグループのダイセー日研株式会社が新たに広島市東区福田に本社を移転します。この移転は、同社のさらなる発展を目指す戦略の一環であり、広島市内や中国地方への物流効率向上を狙っています。新しい社屋は山陽道の「広島東インターチェンジ」に近く、交通アクセスが非常に便利で、配送業務を行う上で重要なポイントとなります。
移転の背景と目的
ダイセー日研は1996年に広島でパン配送から事業をスタートし、2019年にダイセーグループとして新たなフェーズに突入しました。近年では、パンの配送に加えて、学校給食やお弁当、さらにチルド食品の店舗配送業務を展開しています。これにより、同社は3つの温度帯(常温・チルド・冷凍)での物流に対応する体制を整えています。
従来の本社位置であった広島市東区温品は、道路拡張工事の影響を受け、移転が不可避となりました。この新たな本社によって、より良い立地での事業運営が可能となり、物流効率の大幅な向上が期待されます。
新社屋の立地と低コスト化
新しい社屋は、広島高速「福田インターチェンジ」からも350メートルの距離に位置しており、物流の運用が大幅に改善される見込みです。さらに、「広島駅北口インターチェンジ(仮称)」が完成すれば、広島駅まで車で約10分で行けるアクセスの良さが実現し、広島市内全域への配送が迅速化します。
事業成長と人材育成への取り組み
本社移転に伴い、ダイセー日研はトラック駐車場の集約と拡大を進め、効率的な物流体制の構築を図ります。さらに、2025年1月からは新たな組織体制に移行し、ダイセーグループ全体との連携強化を予定しています。また、社員のスキル向上を目指した研修プログラムを強化し、人材育成に注力する方針です。これにより、顧客のニーズに応じたサービスの提供を目指します。
ダイセー日研の会社概要
ダイセー日研は、1996年に設立され、現在は145名の社員を抱えており、パンや学校給食、お弁当、チルド食品の配送業務を行っています。また、物流センターにおいてはピッキング作業も行っており、広島県内で地道に業務を展開しています。
新しい本社は、今後の成長を支える重要な拠点となることでしょう。広島県民にもおなじみのダイセー日研が、今後どのような成長を遂げるのか、ますます目が離せません。