ロボット配達実験
2025-05-19 11:01:25

LOMBY、スズキとセブン-イレブンが手を組み自動走行ロボットによる配達実験開始

自動走行ロボットによる配達実験が東京都でスタート



2023年5月19日、東京都八王子市の南大沢エリアで、お買い物の新しい形を模索する実証実験が始まりました。自動走行ロボット『LOMBY』が、セブン-イレブンの商品をお届けするサービス『7NOW』と連携し、宅配を行う取り組みです。この試みは、少子高齢化や配送業の人手不足といった現代の社会的課題に対する解決策として注目されています。

実験内容と対象エリア



本実験では、南大沢エリアに位置する二つのセブン-イレブンの店舗を中心に、その周辺地域に住む個人宅への配達を行います。対象となるのは、エレベーターのない集合住宅のエントランス周辺を含む広域で、実施する配達エリアとしては国内最大規模です。このロボットは、信号や横断歩道を認識しながらスムーズに配送を行うため、地域のニーズに対応した配達が期待されています。

ロボットの特徴と安全性



「LOMBY」は、スズキの電動車いす技術を活用した電動台車を基に開発されています。このロボットは、自動走行技術だけでなく、周囲の状況を認識するAI技術も搭載しているため、安全に運行できるのが特長です。配送対象の商品は約3,000アイテムに及び、多様なニーズに応えられるでしょう。

地元の課題解決に向けて



南大沢エリアは急な坂道が多く、高齢化が進んでいる地域でもあります。この実証実験は、高齢者の宅配サービス不足を解消する一助とし、地域の住民の利便性を向上させることを目的としています。実験は南大沢スマートシティ協議会と連携して行われており、実施を通じて地域のお客様の生活を支える体制を目指しています。

今後の展望



LOMBY社は、この実験を通じてロボットによる配送に対する地域住民の受け入れ具合やニーズを把握し、さらなる実用化に向けたデータを集める計画です。この取り組みが成功すれば、他の地域へのサービス展開も視野に入れた活動が期待されます。

日本における新しいサービスの形



自動配送ロボット技術は、今後の日本における新しい生活スタイルを形成する可能性があります。本実験は、配送業の持続可能性を高めると共に、地域社会に新たな活力を与える試みとして、今後の進展が注目されます。その実現が待ち遠しいですね。


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