青山学院大学陸上部と村上農園がパートナーシップを締結
2025年8月14日、広島市に本社を置く株式会社村上農園が、箱根駅伝の常勝校である青山学院大学陸上競技部(長距離ブロック)と新たにパートナー契約を結びました。今回の連携は、発芽野菜のリーダーである村上農園が提供する「ブロッコリー スーパースプラウト」を通じて、アスリートのコンディションとパフォーマンス向上を目的とするものです。
異色のコラボレーション
「ブロッコリー スーパースプラウト」は、その有用成分スルフォラファンが高濃度で含まれており、日々の練習に励むアスリートたちの酸化ストレスを軽減する効果が期待されています。村上農園はこの発芽野菜を活用することで、陸上競技界に新たな「食と健康の価値」を提案するとしています。
栄養セミナーの実施
この取り組みの一環として、青山学院大学陸上競技部は、2023年の夏に強化合宿を行い、選手や監督、コーチ向けに「ブロッコリー スーパースプラウト」についての栄養セミナーを実施しました。このセミナーでは、食事から得られる栄養の重要性や、選手にとっての最適な摂取方法について教育されました。セミナーの様子は村上農園の公式YouTubeチャンネルにて後日公開される予定です。
今後の展望
今後、両者は以下のような施策を計画しています。
1. 青山学院大学陸上競技部の監督、原晋氏と村上農園代表の村上清貴氏との特別対談をYouTubeで公開。
2. 人気の「ブロッコリー スーパースプラウト」を使用したレシピの開発。
3. 大学生の食堂「BLUE PEAK」でのブロッコリー スーパースプラウトの提供。
4. 特設サイトの設立。
5. SNSでの公式発信(X、Instagram、YouTubeなど)。
青学陸上部のコメント
青山学院大学陸上競技部の原晋監督は、「長距離競技においては、常にコンディションの維持が必要であり、控えめな疲労を軽減することがパフォーマンス向上につながる」と述べ、今回の提携に期待を寄せています。栄養価の高い「ブロッコリー スーパースプラウト」を選手たちに取り入れてもらうことを大切に考えています。
村上農園のコメント
一方、村上農園の村上清貴社長は、スルフォラファンの抗酸化作用について説明し、この成分が運動後の身体のダメージを軽減する可能性を強調しています。彼は、「若きアスリートの才能を育む手助けができれば」とコメントしており、今後の展開に期待が高まります。
ブロッコリー スーパースプラウトとは?
この新しい食材「ブロッコリー スーパースプラウト」は、村上農園が特別に育種した品種のブロッコリーの新芽で、アメリカのジョンズホプキンス大学の研究に基づいて開発されました。一般的なブロッコリーよりも、スルフォラファンをはるかに多く含むこのスプラウトは、健康志向の消費者にますます注目されています。
村上農園の概要
村上農園は、1978年に設立され、ブロッコリー スーパースプラウトや豆苗などの高成分野菜を生産・販売しており、国内外での流通に力を入れています。持続可能な栽培技術を駆使し、年中安定した品質の製品を提供しています。
今後も青山学院大学陸上競技部と村上農園の共同プロジェクトから目が離せません。両者の取り組みは、スポーツと栄養の新たな可能性を示しており、アスリートのさらなる飛躍を期待させます。