記憶をつなぐ特別展
2025-08-25 11:13:24

特別展「つなぐ、つながる」記憶を未来へ伝える取り組み

特別展「つなぐ、つながる」開催のお知らせ



2025年に開催される日本国際博覧会、大阪・関西万博の国連パビリオンにおいて、特別展「つなぐ、つながる」が2023年8月25日から31日までの期間で行われます。この展示は、戦争体験を忘れず、紛争を防ぐために若い世代が取り組む様々な活動に光を当てるものです。

特に今年は第2次世界大戦の終結から80年が経過し、戦争体験者の高齢化が進む中で、TBSをはじめとするJNN28局が戦争の記憶を次世代に引き継ぐため、貴重な証言や映像を集めました。展示では、これらの中から厳選された貴重な資料を見ることができます。

また、国連地雷対策サービス部(UNMAS)で働く日本人職員の声や、RCC中国放送が進める被爆80年プロジェクトによるカラー化された貴重な映像も特別に展示されます。 これにより、過去の出来事をどのように記憶し、未来に生かしていくかが一つのテーマとなっているのです。

展示に合わせて、TBS主催の特別イベント「ACTION for Peace ~今から、私たちにできること~」が8月29日に開催されます。このイベントでは、参加者がVR技術を通じて紛争の現実を体験し、平和を実現するために自分たちに何ができるかを考えるきっかけを提供します。南スーダンで国連PKOミッションに従事している平原弘子民政部長が登壇し、紛争と国連の取り組み、さらに人々の願いについて語ります。

さらに、8月31日にはRCC中国放送主催による「未来へつなぐヒロシマの記憶~万博から世界へ」が行われます。このイベントには、6歳の時に広島で被爆した田中稔子さんも登壇し、彼女の体験を通じて被爆の実態を共有します。また、原爆投下から2ヶ月後に撮影された貴重な映像もカラー化され、特別上映される予定です。

国連広報センターは、過去の過ちを繰り返さず、未来に向けての新たな道を考えるため、この特別展とイベントを通じて、多くの人々が自分たちにできることを考えるきっかけにしてほしいと願っています。戦争の記憶を紡ぎ、未来の平和に繋げるための重要な試みが、この特別展を通じて実現されます。興味のある方はぜひ足を運び、未来への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

詳しい情報や問い合わせは、国連広報センター([email protected])までご連絡ください。


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