未来の米文化を育てる「茅場町あおぞら田んぼプロジェクト」
東京都中央区、日本橋茅場町の屋上に広がる一枚の田んぼ。この場所では毎年、阪本小学校の5年生たちが力を合わせて米づくりに挑戦しています。「茅場町あおぞら田んぼプロジェクト」は、2014年からスタートした日本の米食文化を未来に受け継ぐための活動の一端として、今年で6年目を迎えます。
株式会社プレナスが主催するこのプロジェクトでは、米の生育に関する知識だけでなく、地元の子供たちに貴重な学びの場を提供しています。2020年からはプレナスの茅場町オフィスの屋上に田んぼが設置され、米づくりが本格的に始まりました。
田植えに向けた準備
今回、5月29日(木)に行われる田植えは特に大きなイベントです。この日、阪本小学校の生徒たちは、しっかりとした準備を経て、田植えを行います。田んぼの面積は約20平方メートルで、収穫目標は玄米8キログラム。子供たちは、自然と触れ合う貴重な経験を通じて、責任感や協力の大切さも学びます。
プロジェクトの流れ
田植えの後は、9月中旬に稲刈り、さらに精米を行い、10月中旬には試食会が予定されています。これにより、子供たちは米がどのように育ち、最終的に私たちの食卓に届くのかを体感することができます。こうした過程を経ることで、米文化についての理解を深め、将来的にはその大切さを周囲の人々にも伝えていくことが期待されています。
プロジェクトの意義
茅場町あおぞら田んぼプロジェクトは、単なる米づくりにとどまらず、地域の教育や食文化への関心を高める活動でもあります。子供たちが自ら手を動かして育てた米を、家族や友人と分かち合うことによって、食の大切さや感謝の気持ちを育むことができるのです。
これまでの活動
このプロジェクトでは、田植えだけでなく、メダカの放流や、9月の稲刈り、さらにははさ掛け、脱穀、籾摺り、精米などの活動が行われてきました。すべての過程で、子供たちは農業の大変さや楽しさを体感し、地元の自然に親しむこともできます。
さらに広がる米文化の継承
今後も「茅場町あおぞら田んぼプロジェクト」は、子供たちへ米づくりの楽しさを伝え続け、地域の食文化の未来を支える役割を果たしていきます。米食文化の素晴らしさを共に学び、次世代へと受け継げるよう、この素敵な活動を応援していきましょう。
興味のある方はぜひ、
公式ホームページをチェックしてみてください。