小学生の世界へ
2026-02-05 11:17:32

神石高原町の小学生が築く国際理解と平和な未来

神石高原町の小学生が築く国際理解と平和な未来



広島県神石高原町に位置する三和小学校と油木小学校が、NPO法人なかよし学園プロジェクトに参加し「世界とつながる学びプロジェクト」を実施しています。このプロジェクトでは、子どもたちが自らの学びを「世界の片隅の誰か」へ届ける実践を行い、「誰一人取り残されない世界」を目指しています。教育としての「学び」は単なる詰め込みではなく、行動に結びつけることが重要であると強調されています。

なかよし学園プロジェクトの目指すもの



なかよし学園プロジェクトは、国内外の教育現場をつなげることにより、探究学習を実現するモデルを構築しています。具体的には、「つくる(学ぶ)→届ける(支える)→現地で活用→振り返る(還ってくる)」という循環の中で、子どもたちが制作した教材やメッセージが現地での教育支援に役立てられ、その結果が再び学びへとフィードバックされる仕組みです。このプロセスを通じて、子どもたちが自分の行動が誰かのために役立っていると実感できることが、学びをより意味深いものにしています。

三和小学校の取り組み



三和小学校では、子どもたちの思いを込めたポストカードをルワンダへ送りました。ポストカードには「三和小学校の学びが誰かの学びを応援した!」というメッセージが込められています。また、風鈴やうちわなどを制作する「お祭りプロジェクト」では、戦争で苦しむカンボジアの難民キャンプに教育活動が繋がり、文化を通じた心の支えを提供しました。これは、失われた季節感や共同体の温もりを取り戻すための「心の居場所」として機能しています。

油木小学校の支援活動



一方、油木小学校では地域産の「お米」をカンボジア難民への食糧支援に活用するプロジェクトを行っています。講演会では「戦争で避難した難民の人々に、油木の教材を届けよう!」という呼びかけが行われ、子どもたちの学びが実際に困っている人々を救う活動に直結しています。ここでの食糧支援は、ただ栄養を与えるだけでなく、避難生活を送る人々が「お腹が満たされる」ことが、学びや遊びへの復帰を促す重要なスタート地点となるのです。

平和を願う心から行動へ



両校の取り組みに共通するメッセージは、平和は遠い理想ではなく、誰もが実現できる現実であるということです。「願う平和から行動する平和へ!」というフレーズは、子どもたちが自らの学びを深め、次のステップへの動機づけとなっています。特に三和小学校では「平和って誰でも作れる!」というメッセージが示されており、知識を覚えるだけではなく、実際に自分で行動する機会を提供しています。

平和学習から得た意義



今回のプロジェクトを通じて、神石高原町の子どもたちは、単なるニュースや教科書上の出来事ではなく、実際に行動することで自らの手で世界を変える力を持っているという確信を得ることができました。今後、これが未来の国際社会で必要とされる力——共感を基にした実行力として育っていくでしょう。

なかよし学園プロジェクトの代表、 中村雄一氏は「平和学習は、祈りから始まることが大事ですが、その後の行動が世界を変える」と強調します。神石高原町の子どもたちが踏み出した「今日の一歩」は、まさにその実践となりました。未来への道筋は、彼らの手の中にあります。そして、広島から生まれる新たな教育モデルが日本全体に広がることを期待したいです。


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