八天堂ファーム、農福連携の取り組みが評価され準グランプリを受賞しました

八天堂ファームがノウフク・アワード2024で受賞

広島県三原市に拠点を置く株式会社八天堂ファームが、2024年のノウフク・アワードにおいて準グランプリを受賞しました。この受賞は、2022年のチャレンジ賞に続くもので、農業と福祉分野の連携を活かした取り組みが評価された結果です。ノウフク・アワードは、農福連携を推進し、多様な人材が農業に参加することで地域社会に寄与する活動を表彰するものです。

受賞の背景

受賞にあたって八天堂ファームが特に評価されたポイントは、障がい者を含む生活困窮者の自立に向けた果樹栽培の取り組みです。耕作放棄地を活用したこのプロジェクトは、地域の資源を最大限に生かすものであり、関わる全ての人々に新たな機会を提供しています。また、「農福コンソーシアムひろしま」の設立や商品開発、販売チャネルの拡大も評価されました。これにより、持続可能な利益循環構造の構築を目指した商工農福連携の実現を追求しています。

八天堂ファームの未来への展望

八天堂ファームでは、今後も全国的に推進されている農福連携の音頭をとり、さらなる知名度向上と発展を図る予定です。現代社会が抱える問題に対しても敏感であり、地域・社会に貢献できるよう努めています。同社の代表取締役、林義之氏は「私たちの一連の取り組みを通じて、地域にとって真の意味で役立つ存在になることが目標です」と語ります。

会社概要

八天堂ファームは2022年に設立された企業で、資本金は1,000万円です。代表取締役の林義之氏を中心に、生活困窮者や障がい者に向けた雇用機会の創出を図りつつ、地域の農業や商業を活性化させるための努力を続けています。公式サイト（hattendofarm.co.jp）では、同社の詳細や最新情報を発信しています。これからも八天堂ファームの取り組みに目が離せません。

このように、八天堂ファームは地域の福祉と農業の橋渡し役として、持続可能な未来を目指し、様々な価値を創造していくのです。