広島市で楽しむ特別な映画『まぜこぜ一座殺人事件~まつりのあとのあとのまつり~』
2025年8月1日(金)から7日(木)までの一週間、広島サロンシネマで社会派コメディサスペンス映画『まぜこぜ一座殺人事件~まつりのあとのあとのまつり~』が上映されます。この映画は、地元広島出身の俳優・東ちづるとタレントの松本裕見子が登壇するアフタートークが、大きな注目を集めています。
映画の魅力とアフタートークの詳細
上映は初日から、特に誕生を迎える8月2日(土)18:45の回終了後に、両名によるアフタートークが行われます。アフタートークでは、映画の背景や制作の意図、地元への思いについて語られ、手話通訳も行われるため、聴覚障害を持つ方も安心して参加できます。
料金は1,500円(税込)で、パンフレットが付属します。視覚障害者のためにデジタルパンフレットも用意されており、誰もが楽しめるバリアフリーの配慮がされています。映画館のホームページでの事前予約も可能です。
感動の登場人物とストーリー
本作は、さまざまな特性を持つパフォーマーたちが集まり、その中でおきる殺人事件を題材にしています。「まぜこぜ一座」の座長である東ちづるをはじめ、本作の出演者はほとんどが本人役で、義足や車椅子を利用する方、全盲、ダウン症、ろう、ドラァグクィーン、トランスジェンダー、こびとなど、多種多様なキャストが起用されています。
映画は、これまで表立って語られなかったマイノリティの思いや葛藤を描き、笑いと共に様々なメッセージを届けます。脚本を手がけたのはドラァグクイーンのエスムラルダで、彼女の独自の視点が強い作品に仕上げています。
監督には、CMやMV、ドラマを手掛けてきた齊藤雄基が初の長編映画として挑戦。この作品で、彼の新しい才能も見られるかもしれません。
バリアフリーへの取り組み
『まぜこぜ一座殺人事件』は、バリアフリーの理念を強く持っています。日本語字幕付きの上映が行われ、視覚障害者のための音声ガイドも提供されます。観客の皆さんは、スマートフォンのアプリ「HELLO!MOVIE」を使って、音声ガイドを気軽に利用できます。
東ちづると松本裕見子のメッセージ
東ちづるは、マイノリティや社会的な弱者の視点から見た、作品づくりの重要性を強調しています。「自由な表現と生きることの楽しさを、映画を通して伝えたい」と語り、地域や社会に根差した作品が多くの人々に感動を与えることを願っています。
一方の松本裕見子は、広島を舞台としたこの映画に特別な愛着を持っており、観客の心に響くパワフルなトークを繰り広げるでしょう。彼女の深い地元愛と強いエネルギーが、この映画の魅力をさらに引き立てます。
まとめ
『まぜこぜ一座殺人事件~まつりのあとのあとのまつり~』は、ただのエンターテインメントだけではなく、多様性や地元愛を感じられる貴重な体験です。ぜひ、この感動の映画を広島で体験し、アフタートークに参加して、さらに深い理解を得てみてください。皆さんのご来場をお待ちしています。