松戸市で平和を考える展覧会とイベントが開催
松戸市が戦後80周年そして世界平和都市宣言40周年を迎える中、特別なイベントが近づいています。「松戸市平和祈念展未来へとつなぐ平和」と「平和の集い特別版」が開催されるこの機会は、次世代に戦争の教訓を伝える大事な場となるでしょう。ここでは、展示の内容や関連イベントについて詳しくご紹介します。
 平和祈念展の概要
この展覧会は、戦争の実体験を通じて平和の大切さを再認識することを目的としています。具体的には、1945年以前の松戸市で使用されていた生活用品や軍装品、長崎で被爆した時計や瓶などが展示され、過去の出来事から未来へのメッセージを発信します。 
 展示の詳細
- - 会期: 令和7年11月18日(火)~11月30日(日) 
- - 開館時間: 9時30分 ~ 17時(入館は16時30分まで) 
- - 休館日: 月曜日(ただし、祝日の場合は開館し翌日休館)
- - 観覧料: 無料 
- - 会場: 松戸市立博物館 企画展示室(松戸市千駄堀671)
この展示には約200点の資料が集まっており、戦前から戦後にわたる松戸の歴史を振り返ることができます。特に注目すべきは、長崎市で被爆した貴重な資料たちです。
 関連イベントのご紹介
さらに、展示会期間中にはいくつかのイベントも開催される予定です。まず一つ目は、平和語り部による講演です。 
- - 講師: 児玉三智子氏(日本原水爆被害者団体協議会・事務局次長) 
- - 日時: 令和7年11月22日(土)13時30分~14時30分(開場13時) 
- - 会場: 松戸市立博物館 講堂
この講演は、過去の歴史から学び、どうして平和が重要かを考えるための貴重な機会となるでしょう。 
次に、広島市原爆VRゴーグル体験会が行われます。この体験会では、広島市が受けた被害やその後の復興の様子をVRを通じて体感できます。 
- - 日時: 令和7年11月18日(火)~11月30日(日)の間の9時30分~17時(ただし12時15分~13時45分は開催なし) 
- - 参加方法: 申込不要、所要時間は約5分です。
 平和の集い特別版
また、同じく11月30日(日)には、平和の集い特別版も開催されます。このイベントは「世界平和都市宣言」に基づき、悲惨な歴史を二度と繰り返さないために必要なことを再確認する場となります。
- - 日時: 令和7年11月30日(日)13時00分~16時45分(開場12時15分) 
- - 会場: 松戸市民劇場ホール
 イベントの内容
- - 親子平和大使の報告会(13時10分~): 今年度、広島と長崎の地を訪れた平和大使たちの体験を共有する機会です。
- - 合唱コーナー(13時55分~): 常盤平中学校と六実中学校の合唱部が参加し、平和を願う心を歌にのせます。
- - 映画上映(14時35分~): 映画「この世界の片隅に」を上映します。過去を見つめ、未来へと希望をつなげる内容です。
 参加方法とプレゼント
このイベントへの参加は事前申込制ですが、定員は先着250名です。 
- - 申込期間: 令和7年11月1日(土)12時00分~11月14日(金) 
- - 費用: 無料
さらに、両方のイベントに来場された方には「すずさんらむね」がプレゼントされる特典もあります。 
 まとめ
松戸市での平和祈念展と平和の集いは、単なる展示やイベントではなく、未来の平和を考えるための重要な機会です。家族や友人と共に参加して、学びを深める場を逃さないようにしましょう。詳細は松戸市の公式ホームページでも確認可能です。ここでまた新たな気づきを得られることを期待しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
