被爆80年特集
2024-12-26 19:23:18

被爆80年を記念した新たなプロジェクトが始動!次世代へつなぐ想いと活動

被爆80年を迎える新プロジェクト開始!



2025年に迎える被爆80年。この重要な節目に、テレビ新広島とテレビ長崎の2つの放送局が、被爆者の想いを広く次世代へと伝えるための新たなプロジェクトを立ち上げました。この取り組みでは、「つたえる」「つなげる」をテーマに、多様な方法で被爆の歴史やその記憶を発信していきます。

被爆者の声をつなぐ



被爆者の平均年齢はすでに85歳を越えており、「10年後には私たちはいない」との言葉が多くの被爆者から聞かれます。そこで、次世代への伝承を重要視するテレビ新広島は、今後の活動において深い責任感を持つと同時に、仲間であるテレビ長崎とともに、幅広い世代にこの歴史を伝えていくことを目指しています。

キックオフとして、俳優の上白石萌音さんと水上恒司さんが若者の代表として被爆者のインタビューを行い、彼らの経験を語り継ぐプロジェクトがスタートしました。このインタビューの初回放送は2024年1月9日に予定されています。このような活動は、戦争をテーマにした数多くの映画やドラマに関わってきた俳優たちによる重要なメッセージを届ける手段となります。

手形に込めた想い



もう一つのユニークな取り組みとして、「手形を通じての平和の象徴プロジェクト」があります。参加者一人一人が手形を押し、それに自らのメッセージを書くことで、平和の願いを表現しようというものです。集まった手形は最終的にはアートオブジェとして披露される予定で、SNSを通じても広まりを図ります。国内外からの参加者も募り、国際的な平和への意識を高める素晴らしい機会を提供します。

ドキュメンタリーでの伝承



また、テレビ新広島は1978年から被爆関連のドキュメンタリーを制作し続けてきた実績を持ち、その内容をアンコール放送として年間を通じて多くの人に届けます。忘れがたい被爆の実情やそれに関連した活動の数々を、視聴者が再び感じ取るきっかけとなるでしょう。

世界に発信する活動



さらに、テレビ新広島は2018年から、被爆に関する特集番組に英語の字幕を付けてウェブ配信する「Hiroshima Peace Program TSS アーカイブプロジェクト」を進めています。国内外の大学との協力により、翻訳作業を通じて世界に向けて被爆の実相を発信し、特に若い世代の学びを促進しています。2024年には、翻訳に関わったアイダホ大学の学生が日本に訪問し、現地での学びを深める予定です。

まとめ



このように、被爆80年を記念するプロジェクトでは、さまざまな活動やイベントが計画されています。これらの取り組みは、未来に向けての重要なメッセージを持つものであり、被爆者の想いを次世代へ繋げる大きな意義を持っています。私たち一人一人が歴史を学び、考えることで、この活動がさらに広まっていくことを希望しています。


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