能登復興の記録
2025-05-09 13:37:20

震災から1年半、能登の復興を映し出したドキュメンタリー動画

能登の再生を映像に込めて



2024年1月、能登半島で発生した大地震が地域に大きな影響を及ぼしました。その影響を受けた「のと国分寺工場」を運営する有限会社みやけ食品は、その後の復興の道のりをドキュメンタリー動画「のとtoみやけ」で発信しました。

【みやけ食品の歩み】


株式会社みやけ食品は、たまごを素材にした多様な加工食品を手掛けるメーカー。その本社は石川県七尾市にあり、地域の特産物である卵を生かした商品づくりを行っています。震災後の約1年半、工場は稼働を一時中止せざるを得ませんでしたが、地域の人々とともに立ち上がり、その姿を映像として記録することにしたのです。

【動画の視点】


施工された動画は3分52秒。みやけ食品の社員だけでなく、能登に住む方々へのインタビューを交え、震災後の生活や故郷への思いを語ります。美しい風景が広がる中で、彼らの心の声が聴こえてきます。「ここが好きだから、またここに光を灯したい。」というその思いは、復興の象徴とも言えるでしょう。

【地域との絆】


震災に際して、みやけ食品は工場にストックされていた商品を避難所に提供しました。また、長引く水道の断水にもかかわらず、工場内の井戸水を地域の人々と分け合うことにより、互いに支え合う姿勢が見られました。これらの古き良き地域のつながりは、復興の力となって息づいています。

【情報の風化と企業の使命】


この動画の目的は、みやけ食品の社内外に震災の記憶を風化させないためにあります。全国から集まるグループ社員が、自身の職場や地域社会を考えるきっかけにしてほしいという思いが背景にあります。災害は他の人ごとではなく、企業に属する者としての連帯感を大切にしなければなりません。

【食卓に笑顔を】


「食卓の笑顔は、たまごから。」このタグラインには、創業以来の思いが込められています。私たちが提供する商品のひとつひとつが、消費者の笑顔や希望に繋がると信じ、これからも丁寧な商品づくりに努めて参ります。これは単なる復旧の過程を越え、地域と共に未来を育む物語なのです。

【プロジェクト関係者】


このドキュメンタリーは、多くの方々の協力により制作されました。プロジェクトリーダーの三宅宣生をはじめ、企画・プロデュースにはKATARE Inc.の八木翔和、撮影・編集はCROCOの渡辺穂高が担当しました。また、楽曲提供にはUtakaraが名を連ねています。

地域とともに歩むみやけ食品の姿勢は、これからも多くの人に感動を与えることでしょう。私たち一人ひとりがこの物語を大切に受け止め、未来へと繋いでいくことが求められています。ぜひ、動画をご覧いただき、能登の魅力と復興の希望を感じてください。


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