恩送りの心
2026-01-29 14:55:23

平和への願いを未来へつなぐ「恩送り」の心、広島での寄贈式

平和への願いを未来へつなぐ「恩送り」の心、広島での寄贈式



広島の地で響き渡る「お互いさま」の精神を、次世代に伝えるための大切な一歩が踏み出されました。NPO法人チームふくしまは、福島の復興支援への思いを込めた書籍『“恩送り”が世界を変える!仕事も人生もうまくいく究極の生き方』を、広島市教育委員会へ寄贈する機会を得ました。この書籍は、広島市立の中学校や高等学校、特別支援学校に配布され、「困ったときはお互いさま」「思いやりを持つこと」の重要性を子どもたちに伝える教材として活用されることになります。

お互いさまの精神とその背景


この「お互いさま」精神は、東日本大震災を経て形成されたものです。チームふくしまは、震災の中で多くの人々から支援を受けた経験を活かし、周囲の人々に恩を送り合うことを目的に活動しています。「お互いさまチケット」は、その仕組みの一部で、支援を受けた人がその恩を別の誰かへ送るというコンセプトに基づいています。

寄贈式の背景には、このような強いメッセージがあります。寄贈される書籍は、故・吉成洋拍氏の思いを基にした内容で、福島の活動や理念を全国に広げるための重要な役割を果たします。特に、震災によって影響を受けた地域の人々が抱える課題を次世代に伝える意義は大きく、教育の一環として、思いやりや助け合いの重要性を体験を通じて学ぶことが期待されています。

書籍の理念と活動の実態


書籍には、「お互いさま」の精神がどのように地域で具現化され、どのような具体的な支援が行われているのかが記されています。特に紹介されているのは、福島の「コミュニティフリッジひまわり」と呼ばれる無人型子ども食堂です。この取り組みでは、経済的に困窮している家庭に支援を提供し、地域の独自の育成環境を整えていくことを目指しています。

「コミュニティフリッジひまわり」では、特定の世帯がアプリを用いて無人で利用できる食堂が運営されており、地域の中での結びつきを強めています。これにより、ただ栄養を供給するだけでなく、地域に温かい交流の場を提供し、利用者同士が助け合う新しい形が生まれています。

未来への希望


未来を担う子どもたちがこの書籍を通じて「困ったときにはお互いさま」という精神を学ぶことで、思いやりや互助の大切さを理解し、それを実践することで、地域はさらに豊かになっていくことでしょう。寄贈式は2026年2月6日に行われ、73冊の書籍が広島市役所で渡されます。この行為一つひとつが、広島から全国へと広がる地域の温かさを育む土壌となり、未来を担う子どもたちに引き継がれていくのです。

書籍は、2025年5月26日に発行され、価格は1,500円(税込)です。この作品を通じて、広島の子どもたちが新たな思いやりの種をまき、やがて豊かな絆を育むことにつながることを願ってやみません。この寄贈行為が、地域が一丸となって平和を求め続ける原動力となることを期待します。


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