ティーエスアルフレッサ、ミヤノメディックスを子会社化し地域医療支援を強化

ティーエスアルフレッサの新たな一歩

広島県広島市に本社を置くティーエスアルフレッサ株式会社が、このたび医療機器専門商社である株式会社ミヤノメディックスを子会社化したことを発表しました。この件により、ティーエスアルフレッサは医療機器などのメディカル品の取り扱いを拡充し、地域医療への貢献をさらに高めることを目指しています。

1. 子会社化の背景

ティーエスアルフレッサは、2032年度までの成長戦略を掲げており、医療用医薬品などの商流の強化を重要なビジョンとして位置付けています。その一環として、ミヤノメディックスとの統合が計画されました。広島県福山市に本社を置くミヤノメディックスは、高度管理医療機器や動物用医療機器の卸売を行っており、70年以上の実績を誇る地域密着型企業です。

この統合により、ティーエスアルフレッサは中国地方におけるの営業基盤をさらに強化し、より良い医療サービスを提供する体制を整えることが期待されています。

2. 具体的な取り組み

ティーエスアルフレッサは、全株式を取得することでミヤノメディックスのもつリソースをフル活用し、医療機器の流通機能の強化に取り組みます。特に、ミヤノメディックスの強みである保守・メンテナンスサービスを取り入れることで、より信頼性の高い医療サービスの提供が可能になります。さらに、広島県東部を中心に営業活動を強化することで、地域の医療機関との連携を深める狙いもあります。