歴史を受け継ぎ、未来を創る髙島織物の新作発表会
京都の西陣で創業111年を迎える株式会社髙島織物が、新たな挑戦の一環として「髙島織物 新作発表会」を開催します。この発表会は、東京、京都、広島、福岡の4都市にて行われ、「伝統は、革新になる」というテーマの下で展開されます。特に注目されているのは、京都の染色工房「アートユニ」との共同制作による新作着物です。
伝統を守りながら新しい扉を開く
髙島織物は創業以来、西陣織の技術を継承し、常に進化を続けてきました。時代の変化に対応し、長く愛されるデザインと高い品質を追求してきた同社ですが、111周年を迎えるにあたって、伝統を単に守るのではなく、異なる技術や感性との共創によって、新しい価値を創造する姿勢を大切にしています。
その中で今回、アートユニとコラボレーションした新作着物が生まれました。アートユニは、京友禅の技法を活かし、独自の染色技術を駆使して新たなデザインを提案しています。
新作着物の魅力
新作発表会では、アートユニの技術を取り入れた着物が初めて披露されます。アートユニの手捺染や手描き染めによる繊細な模様は、伝統的な技法だけに頼らず、墨流し染を基にした独自の「流彩染め」など、新しい表現方法にも挑戦しています。
髙島織物としても、これまでの帯の枠を越え、染色作家やデザイナーと協力し、全く新しい着物の形を創出するという意気込みは非常に力強いものです。
着物デザインコンテストとその影響
また、「髙島織物 着物デザインコンテスト」の授賞式も新作発表会と併せて行われます。このコンテストはプロアマを問わずデザインを広く募集し、西陣織の伝統技術と新しい感性をつなげることを目指して始まりました。受賞作品はこれまでの枠にとらわれない自由な発想が光り、次世代の着物の可能性を提示しています。
具体的には、2026年10月から12月にかけて行われる新作発表会では、受賞者の表彰と共に受賞作品の展示も行われます。 受賞者との交流を通じて、次世代の着物デザインに新しい風を送ることを目指しています。
次の100年に向けたビジョン
髙島織物は、「伝統は、革新になる」という信念のもと、111周年を機に新たなステージへと進んでいます。伝統技術を保存することだけではなく、それを新しい価値へと変えるためには、異なる分野のクリエイターたちとのコラボレーションが不可欠です。
今後も京都を拠点に、さまざまな職人やクリエイターとの共創を進めていくことで、西陣織の未来を切り開いていく挑戦を続けていくことでしょう。
開催情報
新作発表会は以下の通り開催されます。興味がある方はぜひ足を運んでみてください。
- - 東京会場: 2026年10月2日(金)~ 10月4日(日)
- - 京都会場: 2026年11月13日(金)~ 11月15日(日)
- - 広島会場: 2026年12月19日(土)~ 12月21日(月)
- - 福岡会場: 2027年2月20日(土)~ 2月22日(月)
各会場では新作発表の他に、西陣織の帯地を使用した帯留作り体験会も予定されています。新しい西陣織の魅力を体感できる素晴らしい機会です。
問い合わせ先:
株式会社髙島織物
所在地: 京都市北区紫野南舟岡町5番地
電話番号: 075-431-0111
公式サイト:
髙島織物公式サイト