健康経営の未来を見据えたオンラインセミナーの開催
2025年12月8日(月)14:00から、経済産業省の専門家が登壇する無料オンラインセミナーが開催されます。タイトルは「これからの健康経営とデジタルヘルスケア」で、企業や自治体における健康経営担当者を対象としています。このセミナーでは、デジタル技術を利用した健康管理の最新動向についての内容が展開され、特に血圧管理に焦点を当てています。
セミナーの背景
日本では約3人に1人の働く世代が高血圧に悩まされています。厚生労働省の調査によれば、生活習慣病の増加は企業の健康課題として重要視されており、特に沖縄県ではここ数十年の間に平均寿命が下がっているという現実があります。近年、沖縄では健康経営に関する取り組みが地域施策として強化されていますが、健康長寿のイメージとは裏腹に、特に高血圧に起因する疾患のリスクが高まっています。
この現状を打破するため、沖縄県では「健康長寿おきなわの復活」をテーマに、働く世代の健康改善に徐々に取り組んでいます。国としても、経済産業省が進める健康経営では、企業における健康づくりの強化をサポートしています。
セミナーの内容
第1部: これからの健康経営
まずは経済産業省から健康経営の最新動向が解説されます。特に“健康風土の醸成”と“PHR(Personal Health Record)の活用”の重要性についての理解が深まることでしょう。
第2部: デジタルヘルスケアサービスの活用
続いては、デジタルヘルスケアサービスに関する取り組みについての講演が行われます。このセクションでは、ICT技術がどのように健康管理に寄与するかを掘り下げます。
第3部: 職場のICT血圧管理
最後に、株式会社ホウゴの代表取締役が自社のICT血圧管理システム「Kenpass(ケンパス)」を用いた具体的な例を示し、職場での血圧管理方法について実践的な知見を提供します。このシステムは、測定、データの見える化、行動変容に至るサイクルを支援します。
参加対象者
このセミナーは、企業経営者や人事・総務の担当者はもちろん、健康経営を推進したい方々にもぴったりです。特に以下の方々におすすめします。
- - 健康経営の実施に困っている企業担当者
- - ICTデータ活用やPHRに興味がある方
- - 健診後のフォロー体制を強化したい方
- - 職場での生活習慣改善方法を知りたい方
セミナー詳細情報
このセミナーは、2025年12月8日にオンラインで行われるため、どこからでも参加可能です。参加費は無料ですが、事前申し込みが必須となっています。興味のある方は、ぜひ事前に申し込んで参加してください。
会社情報
株式会社ホウゴは、沖縄県に本社を置き、企業や自治体と連携しながら健康経営の支援に取り組んでいます。自社開発のICT血圧管理システム「Kenpass」によって、職場内での健康文化の醸成を推進することを目指しています。
今後の展開としては、2026年には福岡拠点を開設予定で、九州地域でも健康経営の推進が加速されます。それに伴い、地域ごとの健康課題に対する取り組みがさらに強化されるでしょう。
健康経営の推進に興味がある方や、自社の健康施策を見直したい方は、この機会を利用して最新情報を得て、さらなる取り組みへとつなげてみてはいかがでしょうか。