次世代防災プラットフォーム「droptip」ジャパン・レジリエンス・アワード受賞

droptip、災害情報共有の革新

広島市を拠点とするdroptip株式会社が、「ジャパン・レジリエンス・アワード 2025 強靭化大賞」において優秀賞を受賞しました。この賞は、防災や減災に貢献する技術や製品を評価するもので、社会のレジリエンスを高めるための活動を支援しています。この度の受賞により、droptipの取り組みが評価され、さらに注目を集めています。

droptipの革新性

droptipは、災害情報の共有を効率化するためのプラットフォームとして、地域活性化も同時に推進する役割を果たしています。具体的には、普段は地域の情報を楽しむSNSの形を持ち、災害の際には即座に情報を共有できるマップメディアへと変わります。このユニークな発想から生まれたプラットフォームは、災害時に必要な情報を迅速に提供できる点が大きな評価を受けた理由となっています。

使いやすさと共有の楽しさ

ユーザーは、自分専用のマイマップを簡単に作成でき、観光やイベント情報を共有することが可能です。また、企業や行政なども独自の地図を作成し、効率的な情報の整理と発信ができます。このように、droptipのプラットフォームは、日常利用から特定の業務に至るまで、様々なシーンで役立ちます。

ドローン活用と研究との連携

さらに、最近ではドローン技術を取り入れることで、現場からの迅速な情報収集が可能になっています。これは、株式会社Autonomyと連携し、最先端のドローンを活用することによって実現しています。ドローンは災害時に撮影した画像や動画を活用し、被害状況の可視化や安全な避難経路の提供に活用されます。これにより、地域の安全性が一層高まります。

加えて、広島大学との共同研究により、地域ごとの災害リスクをリアルタイムで把握できる仕組みも導入されています。この情報は、プッシュ通知で住民や企業に提供され、地域の防災活動を強化します。