効率的なWebサイト保守を実現する「トコトン」の新機能を徹底解説
Webサイトの保守・運用は、複雑な更新依頼や関係者同士のコミュニケーション、さらには日々の環境の変動によって「対応漏れ」や「確認ミス」が頻発することが常です。これらの課題に正面から向き合うのが、株式会社フォノグラムが提供する依頼管理ツール『トコトン』です。
2025年の春から初夏にかけて、この『トコトン』は4つの新機能を連続リリースしました。これにより、制作現場のさまざまなニーズに応える仕組みが整えられ、より効率的なWebサイト保守が可能になっています。ここでは、その内容を詳しく解説していきます。
現場を変える、新機能の全貌
1. 制作管理機能(リリース日:2025年4月24日)
『トコトン』の制作管理機能は、小規模なタスクを依頼ベースで管理するだけでなく、新規構築やリニューアルといった中長期的な制作案件をも一元管理できるようになりました。この機能により、制作から保守へとスムーズな情報の継承が実現され、各案件のステータスや担当者も明確に把握できます。また、AUNを通じて複雑な更新内容を直感的に示すことができ、クライアントに対しても進捗状況を分かりやすく伝えることができます。
2. Backlog連携機能(リリース日:2025年5月12日)
この機能では、人気のプロジェクト管理ツール「Backlog」とのAPI連携が実装されました。これにより、依頼内容をもとにBacklogで課題が自動生成され、社内外での役割分担がクリアに。二重入力や転記ミスが削減されることで、作業の効率が大幅に向上します。
3. IP制限機能(リリース日:2025年5月19日)
セキュリティが重視される企業のニーズに応えるため、管理画面へのアクセスをIP単位で制限することができる機能が追加されました。これにより、情報漏洩リスクを大幅に軽減することができるため、安心して利用できる環境が整います。
4. Slack連携機能(リリース日:2025年6月17日)
Slackとの連携機能も新たに加わりました。この機能により、依頼登録がなされると指定されたSlackチャンネルに自動通知が行われ、リアルタイムでの情報共有が可能になります。この仕組みによって、さまざまなチームが一体となり効率的に活動できる環境が整うのです。
技術革新の背景
Web制作や保守の現場では、発生する情報の断片化や進捗管理の属人化、さらには二重入力によるミスが慢性化していました。『トコトン』はこれに対し、全体を「超・可視化」することで、業務の効率化を図っています。特に今回のアップデートでは「連携」「可視化」「セキュリティ」の3つの軸を中心に機能強化が行われ、現場の声に応える形で進化を続けています。
他社への導入が進む「トコトン」
これらの新機能は、利用企業ごとの特性やニーズに応じたオプションとして提供されるため、各社の制作現場に最適な保守体制を構築することができます。月額55,000円(税込)で、ユーザー数は無制限に利用可能です。実際に多くの企業がこのツールを取り入れ、業務の効率化に成功しています。
Webサイトの保守は今後ますます重要性を増す分野です。『トコトン』の進化した機能を駆使して、より良い保守の環境を整えていきましょう。