広島県大竹市で『母子モ』がスタート!
広島県の大竹市において、母子手帳アプリ『母子モ』の提供が始まりました。12月1日(月)から、「おおたけ子育て応援アプリ」として、地域の子育てをサポートする新たな取り組みがスタートします。これにより、待望のデジタル化が実現し、保護者や子どもたちへのサポートが一層充実します。
大竹市の基本理念は、「子ども・保護者・地域 みんなの笑顔と元気がかがやくまち おおたけ」です。この理念を基に、地域の温かい応援が保護者に安心を与え、保護者の愛情が子どもたちの健やかな成長を促します。そして、子どもたちの笑顔が地域に活力を与える、といった好循環を築くことが目指されています。今回の『母子モ』の導入によって、電子版母子健康手帳の促進にも寄与することになります。
『母子モ』の機能と利点
『母子モ』は、妊娠から出産、育児までをサポートする便利なアプリです。予防接種のスケジュール管理や健診結果の記録、地域情報の配信などがスマートフォンやタブレットで簡単に行えます。また、データはクラウドに保存されるため、自然災害によるデータ消失の心配が減り、他市町村への引っ越しや機種変更後も継続して利用できる点も大きな魅力です。
特に『母子モ』の中で注目すべきは、妊婦健診や産婦健診を受ける際の交通費を助成する制度や、生後2カ月から3歳になるまでの子どもにおむつや離乳食を定期的に配送する「おむつ等宅配事業」です。この取り組みにより、物資の提供だけでなく、子育てに関する情報も気軽に聞ける機会が増え、地域全体でのサポートが期待されます。
地域密着型の子育てアプリの特徴
『おおたけ子育て応援アプリ』は、妊娠から育児まで様々な情報を一元管理できる便利な機能を提供しています。例えば、妊娠中の健康状態や体重の記録、胎児や子どもの成長のグラフ化、予防接種のスケジュール管理など、多岐にわたります。また、育児日記としても活用できる「できたよ記念日」機能を使えば、子どもの成長を写真とともに振り返ることができるなど、思い出を大切にできる工夫も盛り込まれています。
さらに、感染症や自然災害に伴う社会的な環境変化が起こった際には、自治体からの重要な情報や健康アドバイスがテキストや動画を通じて即時に届けられるため、非常時でも安心して子育てを進めることができるでしょう。
地域と一緒に成長する子育てを目指して
『母子モ』は、2030年までに妊娠から育児期の手続をデジタル化し、保護者や自治体、医療機関に必要な情報をスムーズに届けることを目指しています。子育てDXというビジョンのもと、地域と共に安心で便利な子育て環境を創出するため、様々な取り組みが進められています。
アプリは月額料金が無料で、スマートフォンやタブレット端末で利用可能です。アクセス方法は、App StoreやGoogle Playで『母子モ』を検索するか、公式ウェブサイトにアクセスしてください。子育てを支える新たな事業として『母子モ』が広島県大竹市でスタート。充実の機能で、ぜひその便利さを実感してください!