広島発「Radial Square」がフランスへ!
広島銘木産業株式会社(通称HIROMEI)が、年輪突板アート「Radial Square」を2026年1月にフランスで開催される国際的なインテリアとデザインの見本市、メゾン・エ・オブジェに出展します。この展示は、フランスのル・マレ地区にあるギャラリーでのプレ展示を経て、本格的に行われるもので、海外のデザイン関係者から大きな期待が寄せられています。
「Radial Square」とは?
「Radial Square」は、ラジアータパインの年輪をわずか0.25mmの薄突板としてスライスし、立体的に構成された壁掛け型のアートパネルです。年輪の持つ美しさを視覚化し、現代アートとして再構築しています。今回の展示では、「藍」という新しいカラーをメインに紹介する予定です。
アップサイクルへの思い
HIROMEIは創業以来、木材を「最後まで使い切る」という理想を掲げ、その中で形成された独自の文化が根付いています。この「Radial Square」もその一環で、製造過程で生まれる端材を巧みに利用し、材料の効率性を最大限に引き出すために薄突板に加工しています。また、職人による手作業での制作を通じて、再生価値を創り出すというアップサイクルの思想が根底にあります。単なる“廃材を使う”という発想を超え、素材本来の魅力を引き出しながら価値を高めることに重きを置いています。
高い技術力が支えるアート
HIROMEIは、天然木突板の製造に特化しており、木材を「最後まで使い切る」ことを企業理念にしています。「Radial Square」は、その理念が具体化したプロダクトであり、製材過程で生じる端材を最大限に活用しています。職人による手作業で一点ずつ丁寧に制作されており、その品質は間違いなく高いものです。過去には元会長が手掛けた年輪突板作品「ラジアタブルー」がフランスのサロン・ド・アール・ジャポネで最優秀賞を受賞した実績があり、こうした背景が「Radial Square」の基盤を支えています。
今後のアプローチ
今回の展示を契機に、フランスをはじめとした欧州市場での展開をさらに推進していく計画です。ホテルやギャラリー、高級住宅など、様々な空間での演出を目指し、コレクションの拡充と国際展示活動を継続的に行っていきます。
展示情報
会場: ESPACE SYLVIA RIELLE
日程: 2026年1月9日(金)〜1月11日(日)
目的: メゾン・エ・オブジェ・パリ2026に先駆けたプレビュー展
場所: ZAC Paris Nord 2、93420 Villepinte、Paris
ESPACE SYLVIA RIELLE
展覧会名: メゾン・エ・オブジェ・パリ2026
日程: 2026年1月15日(木)〜1月19日(月)
展示部門: DECOR & DESIGN
HALL: 6
ブース番号: M116
出展製品: Radial Square
場所: Entire art gallery in Paris 4 - 75004
メゾン・エ・オブジェ
会社情報
会社名: 広島銘木産業株式会社(HIROMEI Co., Ltd.)
所在地: 広島県府中市栗柄町433-1
代表者: 藤原 啓
事業内容: 天然木突板の製造・加工・販売
ブランド: Radial Square
URL:
Radial Square
Instagram:
HIROMEI
E-mail:
[email protected]