叡啓大学のワークショップ
2025-10-10 15:53:26

叡啓大学で「プロジェクトフレームワーク体験ワークショップ」を開催!成果を共有

叡啓大学での体験ワークショップの盛況



2025年9月19日、広島市中区にある叡啓大学のプロジェクトワークスペース(PWS)で、「叡啓プロジェクトフレームワーク体験ワークショップ」が開催されました。このイベントでは、実社会における多様な課題の解決をテーマに、参加者が「因果ループ図」を用いて真剣に取り組みました。

叡啓プロジェクトフレームワークとは?



叡啓大学では、学生が社会のさまざまな問題に向き合うための独自のフレームワークを開発し、課題解決演習(PBL)に役立てています。このフレームワークは、プロジェクトの初期段階において「なぜそれに取り組むのか」「誰のために、何を、どのように実現したいのか」といった視点を整理するための思考・対話の枠組みです。

ワークショップの内容



今回のワークショップは、叡啓大学のPBLで使用されている「叡啓プロジェクトフレームワーク」を、企業や自治体の関係者に体験してもらうことを目的としています。ペアワークやグループディスカッションを通じて、因果ループ図を作成しました。この図は、複雑な社会的・組織的な課題を“原因と結果”の関係性として可視化し、問題の核心や解決策を見いだすための非常に有効な手段です。

当日は、多くの参加者が集まり「新規事業を成功させるには?」というテーマで活発な議論を行いました。参加者は、相関関係と因果関係の違いを明確にし、様々な変数を抽出して、因果関係を可視化し、さらにループを作成するところまで進めました。そして、ポイントとなるレバレッジ・ポイントの特定まで行いました。各グループはアイデアを出し合い、意見を交わしながら、因果ループ図を完成させていきました。

クロージングと参加者の声



ワークショップの最後では、各チームが作成したループをもとに自ら考えたレバレッジ・ポイントを発表しました。この過程で参加者は、構造を把握することの重要性を改めて認識し、学びを深めることができました。

参加者からは、「因果関係を図にすることで、自分の思考が整理された」といった感想や、「この短い時間で多くの要素を挙げるのは難しかったが、実務にも応用できる手法だと実感した」との声もありました。さらに、「学生がこのフレームワークを日常的に使っていることに驚いた」という意見もあり、参加者同士で意義深い交流ができていました。

今後の予定



叡啓大学では、今回のワークショップのように、産学連携や地域社会との共学の場を定期的に設けています。今後も本学独自のフレームワークを活用したセミナーや学生との交流イベントを計画しています。

  • - 10月17日(金)には「PitchJam」を開催し、参加者を募集します。
  • - 10月30日(木)には「叡啓PWS交流会」が行われ、組織の壁を越えた新たな議論が生まれるでしょう。
  • - 11月21日(金)には、「EikeiProjectFrameworkレクチャー」も予定されています。

叡啓大学が主催するイベント情報は随時更新されますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。公式ウェブサイトにも最新情報が掲載されています。


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