島根大学初のベンチャー
2025-07-12 06:34:03

島根大学初のベンチャー企業、ストラテジーAIが誕生!

島根大学発のベンチャー企業、ストラテジーAIの誕生



島根県松江市に本拠を置く株式会社ストラテジーAIが、2025年6月30日付で国立大学法人島根大学から「島根大学発ベンチャー」認定を取得しました。この認定は、同大学が2025年6月に施行された新規程に従って初めて出たもので、学生による創業としては歴史的な一歩を踏み出したことになります。

背景と経緯



島根大学は2024年の年初に「大学発ベンチャーの認定に関する規程」を制定し、大学での研究成果を基に起業をサポートする体制を整えてきました。その結果、同大学の教授陣やオープンイノベーション推進本部がバックアップしてくれたことを受け、ストラテジーAIの認定申請は規程の一部改正を経て行われました。中尾代表は2025年6月に申請を行い、正式に認定を受けるに至りました。

これまでの実績



ストラテジーAIは地域企業や自治体向けに生成AIを用いた研修やコンサルティングを行っており、これまでに100社以上の支援を行い、520名以上の受講者を持つなど、その実績は評価されています。また、松江市の「MATSUE 起業エコシステム」では第4号の採択事業としても取り上げられ、さらにはサイボウズ株式会社が主催した松江地域クラウド交流会では見事に優勝を果たしています。

未来に向けた展開



今後のストラテジーAIの計画としては、さらに山陰や山陽地域の企業へのAIソリューションの提供を拡大していく方針です。また、教育機関との連携も積極的に進めており、高校や大学との生成AIカリキュラムの共創を目指しています。さらに2025年8月上旬には、島根大学松江キャンパスで記者会見が行われる予定となっており、詳細は後日発表される予定です。

代表のプロフィール



ストラテジーAIの代表取締役、中尾香達氏は2002年に島根県出雲市で生まれ、現在は島根大学の人間科学部に在籍している4年生です。大学在学中にAIアプリ開発に関わった後、インドを含む10ヶ国を巡りながら日本と世界間のITリテラシーの違いを強く感じ、その後、島根大学の竹林蒼太氏と共にストラテジーAIを設立しました。この活動が評価され、大学の基金からも支援を受けています。

会社概要



  • - 会社名:株式会社ストラテジーAI
  • - 所在地:島根県松江市東本町5丁目53島根電工本社ビル1階
  • - 設立日:2025年2月6日
  • - 代表者:中尾香達(代表取締役)
  • - 事業内容:企業の業務効率化を促進するDX/AI研修「AI導入おたすけ隊」、DX/AI推進を加速させる「DX/AI顧問」、生成AIを用いたSaaS/AIシステム開発など。

ストラテジーAIは、この新たな挑戦を通じて、島根・山陰から全国へと日本の生産性を向上させる役割を果たすことを目指しています。地域とともに成長し、未来に向けての可能性を追求する姿勢は、多くの人々からの注目を集めています。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 生成AI ストラテジーAI 島根大学

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。