広島から旅立つデブ猫マルの新しい冒険ストーリー
2025年4月24日、広島を舞台にした新たな作品が登場します。『かなしきデブ猫ちゃん 広島編 マルのさすらいのヒーロー』は、株式会社ザメディアジョンと中国新聞社の共同によって発表される一冊です。この絵本は、中国新聞に掲載されていた挿絵入りの物語をもとにしており、筆者はテレビドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』でも知られる早見和真さん。また、挿絵は「トドにおとどけ」のかのうかりんさんが担当しています。
マルの新たな旅
物語は、愛媛と兵庫を巡った犬猫マルが次に訪れた広島県福山市から始まります。ここで出会ったメス猫「お宮」から、「兄を助けて」との依頼を受け、マルは宮島へ向かうことになります。旅の途中で、ヒバゴンや天狗、スナメリといったユニークなキャラクターたちと出会い、すぐに友達になります。
見た目や言動に関わらず、元気にあいさつをするマルの姿には、誰もが何か大切なことを教えられる気持ちになるでしょう。
平和を考える
特に忘れてはならないのは、物語の中でマルが経験する広島の歴史です。被爆80年を迎えた広島を旅したマルは、8月6日に平和記念公園を訪れます。そこで出会う老猫の“大吉さん”から、戦争や原爆の痛みについて学ぶことになります。マルは、戦争や武器という単語の意味を知り、その背景にある痛みを想像し、平和について考えるようになります。
この絵本を通じて、早見さんが伝えたい「友情」や「平和」の重要性を、かのうかりんさんの優しいイラストと共に味わうことができます。大人にも手に取っていただきたい、心温まる一冊です。
作品情報
- - 書籍名: かなしきデブ猫ちゃん 広島編 マルのさすらいのヒーロー
- - 著者: 文・早見和真/絵・かのうかりん
- - 発売日: 令和8年4月24日㈮
- - 定価: 2,500円(税込)
- - 体裁: カラーA4判/80ページ/ISBN978-4-86250-868-3
- - 販売エリア: 主要書店、Amazonなど
- - 発行: 株式会社中国新聞社×株式会社ザメディアジョン
作者プロフィール
- - 文・早見 和真: 神奈川県生まれで、愛媛県在住。2008年に「ひゃくはち」でデビュー。2019年には「ザ・ロイヤルファミリー」で数々の賞を受賞。
- - 絵・かのう かりん: 愛媛県今治市出身。絵本作家デビュー作『きみがおしえてくれた。』が受賞作品となる。
地域に根ざす出版会社
株式会社ザメディアジョンは1990年に広島で設立され、出版や編集制作、イベントなど多岐にわたるサービスを提供しています。地域に密着した情報発信を行い、地元の文化や魅力を広めることに力を入れています。
この新しい絵本が、広島の地で新たな感動を届けてくれることを期待しています。