叡啓大学でのプロジェクトフレームワーク体験ワークショップの開催報告

叡啓大学でのプロジェクトフレームワーク体験ワークショップの詳細

2025年11月21日（金）、広島市中区にある叡啓大学のプロジェクトワークスペース（PWS）で、特別なワークショップが行われました。その名も「叡啓プロジェクトフレームワーク体験ワークショップ」です。このイベントでは、参加者が実際に手を動かしながら学ぶことができるよう工夫がされ、特に「バリュープロポジションキャンバス」に焦点が当てられました。

叡啓プロジェクトフレームワークとは？

叡啓大学では、学生が実際の社会で価値を生み出すプロジェクトを進める際に役立つさまざまな思考フレームワークを提供しています。その中でも特に注目すべきは、顧客のニーズと提供する価値を可視化する「バリュープロポジションキャンバス」です。このツールは、顧客が抱える課題や望みを整理し、解決策を見つけ出す際に非常に役立ちます。また、ビジネスモデルキャンバスから派生した技法であることから、多くのチームが価値提案を本質的に理解する手助けをしています。

ワークショップの内容

今回のワークショップでは、まずバリュープロポジションキャンバスの基本的な構造とそれを活かした実例について説明が行われました。その後、参加者は各自テーマを設定し、実際にキャンバスを埋めていく作業に取り組みました。その際、叡啓大学で課題解決演習を担当している松浦先生も参加し、参加者の皆さんが書いたキャンバスを見ながら具体的なアドバイスを与えました。「顧客の深堀りのポイント」や「価値仮説の設定」など、実践的な知識が共有されました。

チームでのディスカッション

ワークはチーム形式で進められ、参加者同士が作成したバリュープロポジションキャンバスを見せ合い、アイデアや視点を交換することでブラッシュアップが図られました。びっくりするほど多様な視点がある中で「同じテーマでも、これほど違った見解やアプローチがあるのか」といった発見がたくさんありました。

参加者の感想

参加者からは、「フレームワークを学ぶことで、実務に活かせる内容が得られた」との声や、「他の参加者が作成したキャンバスを見ることで、自分の理解が一層深まった」といった反応が寄せられました。また、「正解はないと感じたので、これからも実践を積み重ねていきたい」との感想もありました。実際に手を動かして学ぶことで、多くの気づきを得たことが伺えます。

今後の展望

叡啓大学では、産学官連携の一環として、今後もプロジェクトフレームワーク体験やさまざまなセミナー、学生との交流イベントを定期的に開催する計画です。最新のイベント情報については、叡啓大学の公式ウェブサイトで随時発表されています。

教育企画課へのお問い合わせも受け付けており、興味がある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。

- 公式ウェブサイト: 叡啓大学
- お問合せ:

Mail: [email protected]
Tel: 082-225-6312

今後のイベントを通じて、さらなる学びの場が提供されることに期待が高まります。