沖縄と広島を結ぶ特別な企画展
2025年の夏、沖縄と広島の二つの図書館が共催し、平和をテーマにした特別な企画展「平和の企画展~沖縄から広島を考える~」が開催されます。この活動は、社会課題の解決を目指すシダックスグループが中心となり、沖縄県糸満市立中央図書館と広島県三原市立中央図書館の共同で行われるものです。
展示の背景とは?
2025年は、太平洋戦争が終結してから80年という重要な節目を迎えます。この年に合わせて、糸満市立中央図書館では毎年「慰霊の日特集」を開催しており、多くの人々が戦争の影響を考える場を提供しています。今年は、そこに広島の視点を加える形で、両地域の戦争経験を共有し、平和について深く考えることを目的としています。
企画展の内容
「平和の企画展~沖縄から広島を考える~」は、2025年7月12日から8月17日までの期間、糸満市立中央図書館で開催されます。展覧会では、三原市立中央図書館から提供される広島の原爆投下に関連する資料や写真パネル約30点が展示され、加えて糸満市立中央図書館の関連蔵書や絵本も紹介される予定です。この展示は、8月6日の「原爆の日」と8月15日の「終戦の日」に合わせ、そのメッセージを強調する形で行われます。
未来へのメッセージ
沖縄県と広島県は、共に戦争の痛ましい経験を持っています。この企画展を通じて、両地域の人々が相互に交流し、平和の重要性を再確認する場としたいという思いが込められています。また、先行して行われた「平和の企画展~広島から沖縄を考える~」では、多くの来場者が双方の地域の歴史を知る機会となったとの声が寄せられました。
参加方法と詳細情報
この企画展は入場料が無料で、一般の方々も気軽に参加できます。開催期間中は、毎週月曜日に加え、特定の休館日もあるため、訪問を計画する際には事前に確認が必要です。
- - 会場: 糸満市立中央図書館(沖縄県糸満市真栄里1448)
- - 電話番号: 098-995-3746
- - 運営: 実行主体はシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社
このように、沖縄と広島の両方での相互展示が行われることで、戦争の記憶を風化させず、次世代へと伝えていくことが重要です。地域の皆さんが集まり、平和について考える有意義な時間になることを期待しています。ぜひ、この機会にお立ち寄りください。