平和ポスター完成!
2025-07-09 12:55:22

北川一成氏が手掛けた平和ポスター「ヒロシマ・アピールズ2025」が完成し展示開始

広島から世界へ伝える『ヒロシマ・アピールズ2025』



このたび、平和をテーマにした北川一成氏による新しいポスター「ヒロシマ・アピールズ2025」が完成し、広島市役所にて発表されました。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が主催し、毎年行われているこのプロジェクトは、1983年から広島のメッセージを世界に発信してきたものです。平和の重みを今こそ再確認するために制作されたこのポスターは、終戦80年を迎えた記念の年に特に意義があります。

北川一成氏のアートへの思い



北川氏はデザインの中に「PEACE」という言葉を書き入れ、白い空間と墨の対比で平和の重要性を表現しています。ポスターは両面デザインで、鏡文字で書かれた「空」は、空間の持つさまざまな意味合い—空っぽさや明けることなど—を示しています。氏はこの作品を通じて、言葉を超えて平和のメッセージを届けたいと語っています。

ポスターの販売情報



このポスターは、税込1,100円で販売されており、広島平和記念資料館や平和記念公園レストハウスといった広島の各所、さらにJAGDAの東京ミッドタウン内の事務局でも取り扱われます。また、JAGDAのオンラインショップでも購入可能です。

URL: JAGDAオンラインショップ

展示情報



「ヒロシマ・アピールズ2025」のポスターは、7月9日から8月7日まで東京ミッドタウン・デザインハブで開催される「日本のグラフィックデザイン2025」展で初公開され、さらに広島に戻ってからは、日本の平和をテーマにしたポスター展も行われます。展示会では、これまでの「ヒロシマ・アピールズ」ポスターも一緒に楽しむことができます。

その他の展示会日程


  • - 7月14日〜25日: 中国新聞社1Fロビーにてヒロシマ・アピールズポスター展
  • - 7月18日〜24日: 旧日本銀行広島支店でのヒロシマ平和ポスター展2025
  • - 7月28日〜8月10日: 広島市内のバス停26か所にポスターデザイン掲示

国外での展示



海外でも、この平和のメッセージが広まります。トロントの国際交流基金での「Hiroshima Appeals: A Poster Exhibition of Global Messages」は、4月から12月まで開催され、ジェノヴァの美術館では8月から10月まで展示が予定されています。

まとめ



北川一成氏による「ヒロシマ・アピールズ2025」は、ただのアート作品ではなく、戦争の記憶をもとにした深いメッセージを持つポスターです。広島から平和の発信拠点として、世界へ向けたこのチャレンジは、私たちに何を訴えかけているのでしょうか。ぜひ、実物を見て、そのメッセージを感じてください。広島の新たなアートの形としても注目されています。これからの展開に期待が高まるこのポスター展、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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