常石グループの新たな挑戦、複合施設「せとのおか」
広島県福山市特に沼隈町常石甲に、常石グループが新たに誕生させた複合施設「せとのおか」。本施設は、従業員向けの社員寮とホテルを併設しており、2023年4月および5月に運営を開始します。従来の寄宿施設「海友荘」が老朽化し閉鎖されたことを背景に、福利厚生の向上と地域社会への貢献を両立させることを目的としています。
施設の特徴と目的
この「せとのおか」は単なる住まいの提供だけでなく、地域経済の活性化にも寄与することを目指しています。そのため、社員寮の他に、一般の利用者も歓迎するホテルを併設しています。特に、ホテル内のレストランは地域住民が利用可能であり、多様な人々が交流できる場所としての役割も果たすことになります。
環境への配慮
新しい施設の設計には、環境問題への真剣な取り組みが練り込まれています。カーボンニュートラルを実現するために、環境負荷をできるだけ減らした設計が行われています。具体的には、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)で、社員寮はZEH Oriented、ホテルはZEB Readyの認証を取得。また、内部は快適さを保ちつつもエネルギー消費を大幅に削減しています。
グループの理念
常石グループは「社員の幸せのために事業の安定と発展を追求する」という理念を掲げ、また「地域、社会と共に歩む」という価値観を大切にしています。今後もこの理念に基づき、地域との共生を目指す取り組みを続けていくとのこと。
来訪情報
この複合施設は、広島県福山市沼隈町常石甲1273番地に位置しており、社員寮は117部屋、ホテルは44部屋を持つ6階建ての施設です。併設するレストランや大浴場も多くの方に利用されることを想定しており、地域の方々と共に賑わいを見せることでしょう。多目的室や宴会場も完備されていて、企業や個人の様々なニーズに応える形になっています。
この施設が地域にどのような影響を与え、発展を遂げていくのか、今後が非常に楽しみです。常石グループは、今後も地域との共生を大切にし、さらに多くの取り組みを進めていくとのことです。確かな信念を持つ企業の新たな出発を、私たちも温かく見守っていきたいと思います。