広島の美術館2025
2025-04-11 17:37:30

広島市現代美術館、2025年のイベントと特別展の計画

広島市現代美術館、2025年度のイベントと特別展



広島市現代美術館は1989年の開館以来、現代美術を通じて世界の平和を願う「ヒロシマの心」を発信し続けています。来る2025年、広島は被爆80周年を迎え、平和の重要性を再確認する年となります。この機会に、広島市現代美術館では様々なイベントと特別展が計画されています。

特別展の概要



まず、長年の歴史を振り返る特別展として、「被爆80周年記念 記憶と物―モニュメント・ミュージアム・アーカイブ―」が実施されます。この展覧会は2025年6月21日から9月15日まで開催され、戦争や原爆の記憶と美術表現の関連性をテーマにしています。展覧会では、戦中・戦後のモニュメントや銅像、アーカイブの価値を探り、それらがいかに記憶の形成に関わるのかが考察されます。また、当館のコレクションから「ヒロシマ」をテーマにした作品も紹介される予定です。

次に、鷹野隆大による個展「カスババ―この日常を生きのびるために―」が9月27日から12月7日まで開催されます。この展覧会では、日常のスナップショットや震災以降の作品を通じて、私たちが直面する現実について考える機会が提供されます。

さらに、イギリスの画家エイドリアン・バーグの展覧会も予定されており、1960年代から70年代における風景画の新たな視点を提示する機会となります。

コレクション展の取り組み



美術館では毎年3回にわたりコレクション展も行います。2025年度のコレクション展は、広島市現代美術館の持つ多様な作品を紹介する意義深い機会です。「ハイライト」展示や「広島/ヒロシマ」といった二部構成での展示が行われ、さらにゲストアーティストを招いた「コレクション・リレーションズ」も展開されます。特別出品や関連資料も取り入れた新しい展覧会で、地域の歴史と国際的な視点を交差させる計画です。

今後のオープン・プログラム



また、広島市現代美術館では開館から続くオープンプログラムも充実しています。「もかけん」は年4回程度のペースで開催され、誰でも参加できる公開勉強会やワークショップを実施。特に今年度は「からだ」をテーマに、多様な身体性について理解を深めるエベントが企画されています。

美術館の入口となるGWイベント



さらに、2025年のゴールデンウィークには、開館記念日を記念した特別イベントも企画されています。ワークショップやアートナビツアー、対話型の鑑賞会など、来館者が一緒に楽しめるプログラムが充実。子ども向けのアートワークショップや親子で楽しむアクティビティも予定されています。

まとめ



広島市現代美術館は2025年においてもその使命を果たし、幅広い観点から平和とアートを体感できるチャンスが広がります。新たな展示やプログラムを通じて、地域の方々はもちろん、全国からの訪問者もぜひ足をお運びください。豊かなアート体験が待っています。これからの広島市現代美術館の活動に注目しましょう。


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