日本コカ・コーラ守山工場がAWS認証を取得！水のサステナビリティ推進の新たな一歩

日本コカ・コーラ守山工場がAWS認証を取得

日本コカ･コーラ株式会社が、滋賀県守山市に位置する守山工場において、国際的な水資源管理の認証であるAWS（Alliance for Water Stewardship）を取得したことをついに発表しました。この認証は、世界的に水のサステナビリティを推進することを目的としており、守山工場は国内のコカ･コーラシステムで、白州工場に続いて2か所目の認証取得となります。

AWSとは？

AWS（アライアンス・フォー・ウォーター・ステュワードシップ）は、水資源の持続可能な管理と利用を促進するために設立された国際団体です。この団体の目指すところは、企業やNGOが協力し合い、各地域での水の使用効率や管理状況を向上させることです。AWS認証を取得することで、企業は自らの水利用が持続可能であると認められます。

守山工場が評価された理由

守山工場のAWS認証取得は、いくつかの要因で評価されました。まず、地域の公共機関や住民と協力しながら工場周辺流域の管理を行っていること、次に、全世界のコカ･コーラシステムで共通の水質管理を実施し、清水確保のために森林の整備活動を行っている点が評価されました。このような取り組みにより、地域社会における水源の保全にも貢献しているのです。

さらに、守山工場は、滋賀県内の夏見生産森林組合と「琵琶湖森林づくりパートナー協定」を締結しました。この協定により、守山工場を含めた日本全国のコカ・コーラシステムの工場で地域と連携して水源涵養活動を行うことが可能となります。

持続可能な未来に向けて

コカ･コーラシステムは、単に飲料を生産するだけでなく、同時に地域社会への責任を果たすことにも注力しています。特に水資源の管理においては、企業が地域の環境に与える影響を十分に考慮することが求められています。今回のAWS認証取得は、その取り組みの一環として、さらなる責任を持った事業運営が期待されます。

このような活動を強化し、地域社会との協力を深めるため、日本コカ･コーラは「ジャパン・ウォータースチュワードシップ（JWS）」に2025年3月から参加する意向を示しました。多様なステークホルダーと共に、この素晴らしい取り組みを広めていく考えです。