広島のリサイクル企業
2025-10-01 14:33:26

広島の総合リサイクル企業がCO2フリー電力導入で脱炭素社会実現へ前進

広島の総合リサイクル企業がCO2フリー電力を導入



広島県呉市に本社を置く株式会社こっこーは、脱炭素社会の実現に向けた重要なステップを踏み出しました。同社は、県内にある3つのリサイクルセンターを含む6つの事業場において、中国電力が提供するCO2フリー電力への切り替えを実施しました。この取り組みにより、2024年度には使用電力の92.2%が再生可能エネルギー由来になると見込まれています。これにより、年間約450トンのCO2排出削減を実現することができるでしょう。

取り組みの背景と目的



こっこーは、2022年度からカーボンニュートラルを目指す目標を設定し、2023年度にはSBT(Science Based Targets)認定を受けるなど、具体的な行動に移しています。この認定は、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標が、国際的な基準に沿ったものであることを示しています。

同社はスコープ2という指標に基づき、間接的な温室効果ガスの排出量を削減するため、これまで高効率設備への更新や太陽光発電所の設置などの取り組みを行ってきました。しかし、依然として不足していた電力をこのCO2フリー電力で賄うことにより、より一層の環境負荷の軽減を図っています。

CO2フリー電力の導入の具体的内容



こっこーが導入したCO2フリー電力は、再生可能エネルギー発電所で作られた電気とトラッキング付非化石証書を組み合わせたものです。この仕組みは、環境に優しい電力を明確に供給することを目的としています。これにより、同社は太陽光パネルからの電力供給を活用しつつ、不足分をCO2フリー電力で補う体制を確立しました。このシステムにより、安定した再生可能エネルギーの確保とともに、企業の環境に対する責任を果たすことができます。

今後の展望



株式会社こっこーは、スコープ2のゼロを目指す取り組みを、今後の脱炭素化への基盤と位置づけています。「かぎりあるものを、かぎりなく」という理念をもとに、環境に配慮した事業活動を継続し、地域コミュニティと協力して持続可能な社会の実現に向けて進んでいく意向を示しています。

企業の紹介



株式会社こっこーは、広島県呉市に本社を構え、環境資源事業と生活環境事業の二部門からなる総合リサイクル企業です。鉄・非鉄のスクラップや古紙のリサイクルを手掛けるとともに、エクステリア商品の販売や施工も行っており、地域の環境価値の向上に寄与しています。これからも、同社の取り組みに注目していきたいと思います。


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