新年を迎えた広島の水族館での取り組み
新年の始まりを祝う中、広島もとまち水族館は地域を支援するユニークな企画を実施しました。その名も『牡蠣おみくじ』。この企画は、かつての広島の特産品である牡蠣が不漁となった状況を受け、漁業者を応援しようと誕生したものです。ここでは、牡蠣おみくじの実施内容やその背景について詳しくお伝えします。
牡蠣おみくじとは?
牡蠣おみくじは、広島もとまち水族館のオリジナル企画です。この企画では、広島産の牡蠣殻に番号が付けられ、それを釣り竿で釣り上げる形式で運勢を占います。牡蠣殻は水質浄化にも利用される素材であり、エコロジーと楽しさを両立させた魅力的な試みです。
実施期間と寄付金の対応
この牡蠣おみくじは、2026年1月2日から1月12日までの期間にわたり、合計約690人のお客様にご参加いただきました。皆様から集まったおみくじ料は、広島県漁業協同組合連合会内の『広島かき生産対策協議会』へ寄付され、合計208,000円という額が集まりました。この寄付金は、漁場の改善や牡蠣のへい死対策において、重要な役割を果たすことになります。
食文化を支える広島の漁業
広島はその豊かな海に恵まれ、牡蠣を初めとする多くの水産物が地域の食文化を支えています。しかし、近年の牡蠣不漁の影響は大きく、地元の漁業者の生活を脅かしています。そこで、広島かき生産対策協議会が立ち上がり、地域を支える取り組みが行われています。水族館の新年企画も、その一環として位置づけられています。
地域とのつながりを大切に
広島もとまち水族館の佐藤館長は「地域の漁業を元気づけるために、この企画を立ち上げました。私たちの活動を通じて、地域社会と連携し、一緒に頑張っていきたい」と述べています。このように、広島の水族館が地域への貢献を意識した活動を行うことは、多くの人々に感動を与え、共感を呼ぶ事例となっています。
施設情報
現在、広島もとまち水族館は、広島市中区基町に位置し、毎日多くの訪問客を迎え入れています。開館時間は通常10時から19時まで、最終入館は閉館30分前までとなっており、駐車場も完備しています。水族館には66基の展示水槽があり、多様な生物たちを観察することができます。
この牡蠣おみくじを通じて、皆さんが地元の漁業や牡蠣の魅力を再認識し、今後の活動にも参画することを期待しています。広島の海と、その恵みに感謝しつつ、地域経済の活性化に向けた取り組みが続くことを願っています。