春の企画展「狐と《変化物語》」の魅力
春の気配が漂う季節にピッタリの企画展、「狐と《変化物語》」が開催されます。本展は、妖怪として知られる「狐」が主人公となる魅惑的な物語の世界を体験できる貴重な機会です。特に、江戸時代を舞台にした《変化物語》は、狐が化けた姿で登場する妖怪物語の代表作として広く知られています。
本展示では、所蔵の絵巻3巻と写本2冊が一堂に会し、未公開の場面も含まれており、訪れる人々を不思議な物語へと引き込みます。初公開の作品も見逃せないポイントです!
展示内容
◆ 見どころその1:傑作《変化物語》の全貌
一つ目の見どころは、妖怪物語絵巻の傑作《変化物語》の初公開です。展示される「変化絵巻」下巻(江戸時代)と、「変化物語」上巻は、それぞれ異なる展示期間でご覧いただけます。これらの作品を通じて、狐の不思議な姿や、その物語に隠された意味について深く考えることができます。
◆ 見どころその2:多様な作品での狐の描写
二つ目の見どころは、狐を描いたさまざまな作品です。「釣り狐図鍔」や「狐の嫁入り図絵馬」といった作品を通じて、狐が持つ神秘的な側面や、人々の生活の中でどのように受け入れられてきたのかをエピソードと共に紹介します。
体験型イベントも充実
催しも多彩です。「もののけスペシャルトーク」では、当館名誉館長による講義が行われます。参加費は無料で、申込も不要なので、思い立ったら気軽にお越しください。
また、「もののけワークショップ」では、狐のお面の自由な絵付け体験ができます。親子での参加も大歓迎です!
さらに、毎月第三土曜日に行われる「もののけギャラリートーク」では、学芸員が展示室を案内し、解説を行います。これによって、作品の背後にある物語や文化をより深く理解することができるでしょう。
毎月最後の日曜日には、「もののけの日」として特別なトークイベントや妖怪たちの出迎えがあり、親しみやすく楽しめます。3月29日には神楽の公演も行われます。
入館情報と開催期間
この展覧会は令和8年3月13日(金)から6月23日(火)まで開催され、開館時間は9時30分から17時まで、最終入館は16時30分になります。水曜日が休館日ですが、4月29日と5月6日は特例で開館します。
入館料は一般1,000円、高校生・大学生600円、小中学生300円。また、団体割引も用意されているので、友人や家族と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
この春、妖怪文化の奥深さを感じながら、狐の不思議な物語の世界に浸ってみる良い機会です。是非、多くの方のご来場をお待ちしております!