ありがとうの手紙コンテスト
2025-12-16 12:05:26

小学生が感謝の気持ちをつづった手紙のコンテスト、受賞作品発表

「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト2025」受賞作品発表



株式会社ファミリーマートが主催する「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト2025」が今年も開催され、全国229校・団体から寄せられた3,580通の手紙の中から56作品が選ばれました。このコンテストは、子どもたちの感謝の気持ちを言葉にすることを目的としており、今年で17回目を迎えます。

審査を担当するのは著名なジャーナリスト、池上彰氏であり、彼が審査員長を務めることで手紙の内容への評価は非常に高いものとなっています。今年のテーマには、米価格の高騰や、閉幕した大阪・関西万博に関わる方々への感謝が織り込まれており、時代を反映した作品が印象的でした。

特別賞に輝いた作品



「文部科学大臣賞」を受賞したのは、伊豆の国市立韮山南小学校の2年生、金井菜穂さんによる「ミミズさんへ」です。金井さんは、身近な生き物への感謝を通じて、環境問題に目を向ける重要性を伝えました。作品は、ただの感謝の気持ちにとどまらず、家族との関わりや地球環境を考えるきっかけを与えるものとなっています。

金井さんの手紙の中には、ミミズが土を豊かにし、作物の育成に寄与する様子が描かれています。また、ミミズが生ゴミを栄養に変えることからコンポストの重要性を学び、さらには自分たちの生活が環境に与える影響について考える様子が印象的です。手紙の中では、「わたしたちといっしょに生きてくれて、ありがとう」といった言葉があり、その深い感謝の気持ちが読者の心を打ちます。

このように、身近な事象から得られる感謝の気持ちが、時代の変化とともに社会に目を向けるきっかけを提供しているのです。金井さんは、家族とのコミュニケーションを通じて、無農薬野菜の栽培に挑戦することとなりました。彼女の挑戦が今後の環境教育に影響を与えるかもしれません。

受賞者への表彰式



文部科学大臣賞や最優秀作品賞の受賞者には、2026年の1月から順次、表彰式が行われる予定です。ここでの受賞者には、表彰状と副賞が授与され、受賞は子どもたちにとって大きな自信となることでしょう。

また、審査を担当した池上彰氏は、このコンテストを通じて見られる子どもたちの感謝の気持ちが、普遍的な愛情であると強調しています。家族や地域の人々への感謝の気持ちが、未来を担う子どもたちにとって重要であることを改めて認識させてくれるものとなりました。

この「ありがとうの手紙コンテスト」は、ただの表彰だけでなく、子どもたちが思いをつづり、社会や自然との関係を見つめ直す良い機会となっています。今後も、このような取り組みが続くことを期待したいものです。受賞作品や詳細はファミリーマートの特設ページから確認できます。


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