JAFとマツダの連携
2025-06-24 14:35:24

全国初!JAFとマツダの交通安全・防災連携協定とは

全国初!JAF中国本部とマツダの交通安全・防災連携協定



2023年6月24日、JAF中国本部とマツダ株式会社は、画期的な「交通安全・防災活動等に関する包括的連携協定」を締結しました。これは、自動車製造会社と交通安全推進団体との間で結ばれた初の試みであり、広島から全国に向けて安全意識の高まりを促進する重要なステップとなります。

締結式はマツダ本社にて行われ、水深60センチメートルでの冠水時に体験できる「道路冠水時水圧体験ドア」が初めて公開されました。この体験は、実際に冠水した際にドアを開ける難しさを学ぶための教育プログラムとして非常にユニークです。

両者の連携の背景



JAFとマツダの共同作業は2017年頃から始まり、2021年には「JAF広島支部交通安全みらいプロジェクト」として、広島市内の学校で交通安全教育プログラムに取り組んできました。このプログラムでは、児童や生徒に対して交通安全意識を高めるための様々なアクティビティを実施しています。

今回の協定締結を機に、両者は「防災」というテーマにも焦点を当て、地域社会の安全を守る新たな連携活動を推進していくことを表明しました。場所を問わず発生する災害に対処できる準備を整え、自動車業界の知識と交通安全推進団体の専門知識を活かすことで、より強固な防災体制を築いていきます。

道路冠水時水圧体験ドアについて



「道路冠水時水圧体験ドア」は、道路が冠水した際に直面する水圧の影響を疑似体験できる装置です。この装置は、大人が実際に運転する車のドアとシートを使用し、内部に設定された専用スプリングによって水深60センチのリアルな状況を体感できるように設計されています。

この機材は、今後JAF中国本部が行う防災や交通安全に関する普及啓発活動で広く利用される予定です。また、教育の一環としてさまざまなイベントやワークショップに導入され、地域住民が安全意識を高めるための貴重な体験を提供します。

地域社会への寄与



JAFとマツダのこの連携が実現することで、地域社会は自動車や交通に関する新たな知識と理解を得ることができます。特に若い世代に対する教育効果が期待され、安全意識が向上することによって、地域全体の防災体制や交通環境が改善されるでしょう。

今後は、さらなる連携の深化を図り、JAFとマツダが共に地域社会の安全と安心を築くための取り組みを強化していきます。この協定を機に、多くの方々が防災に対する意識を高め、安全な未来を築く手助けとなることを願っています。


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