新たなAI添削サービス「志望理由書AI添削+」の誕生
広島市に拠点を置く株式会社第一学習社と、東京都港区の株式会社レベルエンターが共同開発した「志望理由書AI添削+」が遂に登場しました。この革新的なサービスは、42年にわたる添削・採点の知見をもとに、モニター募集が開始されたばかりです。
限界を乗り越えるAI技術
教育現場では、大学入試の形式が変わり、志望理由書の重要性が増している中で、受験生が効率よく添削を受ける機会が限られています。これを受け、まず第一学習社が独自に開発した「AI.R-Scorer(エアスコアラー)」が、700時間以上の共同作業を経て、AIに難解な添削ノウハウを学習させました。この技術により、AIは高品質な添削を短期間で提供できるようになりました。
志望理由書の重要性
近年、文部科学省の「高大接続改革実行プラン」により、大学入試は多面的に生徒の能力を評価する方向へと進んでいます。その中で、志望理由書は受験生が自分をアピールする重要なツールとなっています。しかし、従来の人間による添削には時間がかかり、多くの生徒は十分な指導を受けることができません。
共同の力で実現した教育的価値
AI添削サービスは、AIと人間の指導者のハイブリッド型で提供されます。AIが一次添削を行った後、経験豊富な指導者が最終チェックを行うため、品質は確保されています。このような仕組みにより、通常は時間がかかる添削も、5営業日程度で返却が可能になりました。
特徴ある評価基準
「志望理由書AI添削+」は、第一学習社が開発した独自のルーブリック評価基準に基づき、志望理由書を「目標」「動機」「過程」「マッチ」といった複数の観点から詳細に分析します。この結果として、受験生は自分の文章の強みや改善の余地を客観的に理解できるようになります。
開発者の視点
株式会社レベルエンターの代表取締役である山本大氏は、「AIが教育現場で役立つ存在になることを目指しました。特にAIは、客観的かつ迅速にフィードバックを提供することで、受験生に寄り添ったサポートを提供できると考えています」と語ります。
また、第一学習社の教育部からも、AIの力で個々の生徒に応じた添削が可能になったことの意義が語られており、従来の添削方法では得られない新しい体験ができると期待されています。
モニターキャンペーンについて
今回、「志望理由書AI添削+」のモニターキャンペーンが実施され、通常価格1,980円(税込)が特別価格1,760円(税込)で提供されます。この機会は、12月からの三ヶ月間(2025年9月〜11月)にわたり、高校生が享受できるチャンスです。受験生には、ぜひこの新しいAI添削サービスを試して、自身の将来に役立てていただきたいと思います。
まとめ
「志望理由書AI添削+」は、受験生にとって大変心強いサポートになるでしょう。na高大接続改革に対応するため、教育の未来をリードするこのサービスが、多くの高校生の進路実現に寄与できることを期待しています。モニターキャンペーンにぜひ参加して、新たな学びを体験してみてください。