Charles Munkaが広島に帰ってくる。
2026年5月23日(土)、広島の猫屋町ギャラリーにて、フランス出身のアーティスト、Charles Munka(シャルル・ムンカ)の個展『WHERE THE GREY LIGHT MEETS THE GREEN AIR』が開催されます。本展は、約2年半ぶりとなる広島での個展で、ムンカ氏の新作シリーズが発表されます。
アーティストの背景
Charles Munkaは1981年にフランス・リヨンで誕生しました。2000年にフランスを離れ、東京、上海、香港など多様な都市での生活を経て、2018年から新潟県佐渡市を拠点に活動を展開しています。その文化的・地理的な経験が、彼の作品に独自の視点を与えています。
2023年には、猫屋町ビルヂングのオープニング企画での展覧会『Tameshigaki』を成功させ、注目を集めました。今回の個展でも、その期待を超える作品が期待されています。
展覧会の内容
本展では、20点の新作を展示する予定です。ムンカの作品は、「ある場所から次の場所へ移りゆく、その狭間の瞬間」をテーマに描かれており、特定の土地や座標を示すことなく、感情や空気、さまざまな思考の断片を視覚的に表現しています。彼の絵画は風景として捉えられながら、見る人の心にさまざまな想像をかき立てます。
展覧会タイトルの「WHERE THE GREY LIGHT MEETS THE GREEN AIR」は、詩人T.S. Eliotの一節から引用され、曖昧な境界や移行する時間を象徴する言葉として、ムンカの作品と深く結びついています。この言葉によって、彼が描く風景の持つ特異な質感が、さらに際立つことになります。
技法と作品の魅力
本展での作品は、油彩、アクリル、チャコール、プリントトランスファーなど、多様な技法を用いています。これにより、記憶と漂流、現実と抽象の間を静かに行き来する作品群が生まれました。作品のスケールは小さく、まるで旅の途中で目にした光景のように直接的な印象を持っています。色彩は画面上で混ざり合い、手で塗ることで生まれるダイナミズムが、観客に強く働きかけることでしょう。
特別な開催場所、猫屋町ビルヂング
展覧会が行われる猫屋町ビルヂングは、広島の猫屋町に位置し、近年多くの注目を集めています。このビルは、建築設計事務所SUPPOSE DESIGN OFFICEが手がけており、食堂やイベントスペースも併設されています。猫屋町ビルヂングは「遊び場」としての空間を創り出すことを目的としており、アートや文化の発信地としての役割も果たしています。
展覧会情報
- - 展覧会名:Charles Munka “WHERE THE GREY LIGHT MEETS THE GREEN AIR”
- - 会期:2026年5月23日(土)〜6月9日(火)
※5月29日(金)、30日(土)、31日(日)は休館
- - 時間:11:30 ‒ 19:00(水曜定休・5/29~31休館)
- - 会場:猫屋町ギャラリー
- - 住所:広島県広島市中区猫屋町8-17 猫屋町ビルヂング 2F
- - 公式サイト:猫屋町ギャラリー
この機会に、Charles Munkaの新たな作品の世界に触れ、彼の独特の視点がもたらす感情の波に浸ってみてはいかがでしょうか。