世界とつながる学び
2026-02-11 10:21:21

広島特別支援学校の取り組みが世界の教育へと広がる

広島特別支援学校の取り組みが世界の教育へと広がる



特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトが、国際機関であるUNESCOとEuropean Agency for Special Needs and Inclusive Educationによって運営される国際知見基盤「Inclusive Education in Action」において、自己支援型の教育モデルをケーススタディとして取り上げられました。この内容は、広島市立特別支援学校での実践に基づき、教育現場におけるインクルーシブ教育の重要性を示したものです。

過去の枠組みを超える教育実践


このケーススタディの核となるのは、「支援される側から支援する側へ」という教育モデルです。福祉教育において、学習者が受動的な存在として位置づけられがちなシステムに対し、双方が「支え合う」関係を築くことを目指しています。この新たな取り組みは、教育の在り方、特にインクルーシブ教育のあり方を根本から変革する可能性を秘めています。

ルワンダとの共創:NAKAYOSHI PEACE POSTER


このプロジェクトでは、日本国内の教室で教材の共創を行い、それを実際に海外の教育現場で活用しています。特に注目されるのが、ルワンダとの共同で生まれた「NAKAYOSHI PEACE POSTER」です。この教材は、戦争や貧困が影響する環境での教育体験をより良いものにするために設計され、子どもたちの主体的な参加を促進しています。

循環する学びのモデル「CoRe Loop」


この教育プログラムでは、以下の4つのステップ、すなわちCreate、Reach、Co-Reflect、Return(CoRe Loop)を中心としています。まず、日本の教室で共に教材を創り出し、次にそれを海外の現場で使用、その際の反応をフィードバックとして受けラーニングを共に振り返ります。そして、その情報を基に次のサイクルへと繋げることが大切です。この循環により、教材は“一度きり”でなく、持続的に改良され続けます。

教員の専門性を育む教育プロセス


このケーススタディは、子どもたちの教育だけでなく、教員研修にも焦点を当てています。特に、教員がインクルーシブ教育の実践を通じてどのように成長し、学校文化を形成しているのかが示されています。単発的なイベントではなく、学校全体の文化として定着するための取り組みとしての意義が強調されています。

国際的な評価と未来への展望


なかよし学園が行っている「世界とつながる学び」は、経済産業省からも採択されたプロジェクトであり、全国50校以上での実施を見込んでいます。このプログラムは、子どもたちが国際的に教育支援へとつながり、また自身の学びが海外で生かされることを実感できる機会を提供します。

今後の目標は、この国際掲載を契機に、さらなる改善と拡張を目指すことです。特別支援学校、通常校、フリースクールといった多様な学びの場が連携し、互いに学びあう環境の構築を目指します。そして、「支えられる学び」が「誰かを支える学び」に転じる力が、将来のリーダーたちを育成する基盤となることを信じています。普遍的な教育モデルとして広がることが、この取り組みの未来のビジョンです。

このように、なかよし学園の活動は、インクルーシブ教育の枠を超えて国際的に影響を与えるものとなっています。教育はもはや日本国内だけのものではなく、世界中で「支え合い」を実現するための重要な道具です。今後もこの取り組みを通じて、地域と世界を結ぶ橋を築いていきます。


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