アジアオンライン大学が描く、新たな大学教育の未来
2025年6月26日に開催される「第12回KEI大学経営セミナー」では、河合塾グループの株式会社KEIアドバンスが、アジアオンライン大学をテーマにした講演を行います。この講演では、外国人学生を対象とした通信教育の新しい枠組みや、その運営のノウハウについて詳しく知ることができます。
急速に進化する通信教育の舞台裏
少子化や新型コロナウイルスの影響により、従来の対面での授業が難しくなった昨今、オンライン教育の重要性がますます高まっています。特に、国外に在住する外国人学生に向けての教育プログラムの実施は、日本の大学教育の国際化を促進する大きなカギとなります。このセミナーでは、アジアオンライン大学の立ち上げに携わった大月史嗣氏が、オンライン授業の具体的な構築方法や外国人学生と日本人学生双方のニーズをどのように対応していくのかといったポイントについてお話しされます。
アジアオンライン大学は、岡山理科大学を中心に構築されており、国際的な視野を持つ教育を実現するために設立されたものです。通信課程を利用することで、海外に住む学生が日本の大学にアクセスできる環境が整えられています。特に初年度の200名の受講生のうち、約3分の1はウズベキスタン、ミャンマー、インドネシアなど、8つの国に設置されたサテライト学習センターに通う外国人学生です。
大月氏が語る教育の未来
大月氏は、1985年に加計学園に入職以来、国際交流の業務に携わってきました。これまでにアメリカや中国などの国々を訪れ、国際的な教育環境の構築や交流を進めてきた経歴があります。彼は今回のセミナーで、日本の大学がどのようにしてグローバルな視点を持った教育を提供できるか、そのために必要な条件や技術について深掘りしてくれることでしょう。
セミナーには、教育関係者や大学の運営に関わる方々が参加できますが、特に国際部門の担当者には貴重な機会となること間違いありません。通信教育の可能性を探りながら、具体的なアクションプランを持ち帰ることができる内容が期待されています。
参加方法と詳細
このセミナーはオンラインで開催されるため、遠隔地にいる方でも簡単に参加できます。参加は無料ですが、事前登録が必要です。申込期限は開催日の正午ですので、参加を希望される方はお早めにお申し込み下さい。詳細は公式のURLからご確認ください。
まとめ
アジアオンライン大学の取り組みは、日本の大学教育における新たな挑戦であり、国内外の学生に向けた新しい可能性を開くものです。このセミナーを通じて、多くの教育者や関係者がこの潮流を理解し、今後の教育に活かしていくことが期待されます。お見逃しなく!