高卒採用セミナー開催報告
2026年6月1日に、松原商工会議所が主催した高卒採用セミナーが行われました。このセミナーは、松原市における企業の人手不足や人材育成の現状を受けて企画され、11社の地域企業が参加しました。講師として登壇したのは、大阪市に本拠を置く「ジンジブ」であり、同社は高校生の就職支援に注力しています。
開催の背景
地域の労働人口が減少する中、中小企業は人手不足と若手人材の早期離職を大きな課題としています。松原市は交通の便が良く、ものづくりや物流業界の企業が多数集まっていますが、大阪市内へのアクセスがよいために若者が都市部に流出する傾向があります。この問題に対応するため、セミナーが開催されました。
松原商工会議所と松原市雇用開発協会は、地域企業の採用活動の改善を目指し、高校生向けの採用戦略や情報発信について学院しました。この中で、ジンジブからは「高校生に選ばれる採用戦略」や「採用活動のポイント」が共有され、実用的な情報が提供されました。
セミナーの構成
セミナーは二部構成で行われました。
第一部
- - 講師: 株式会社ジンジブ 営業推進部
- - 内容: 高卒採用の現状、メリット、ルール、採用活動のポイントなどが説明されました。
第二部
- - 講師: 東京海上日動火災保険株式会社大阪南支店
- - 内容: 経営リスクの分析やBCP(事業継続計画)の必要性について解説がありました。
参加者は熱心に耳を傾け、多くの気づきがあったとフィードバックが寄せられました。また、企業における人的リスクに関する重要性を再認識するきっかけとなった様です。
参加者の声
松原商工会議所 中小企業相談所の中野光彬さんは、「企業が持続的に成長するためには、若手人材の確保が欠かせない」と強調し、地域企業の採用活動への支援を続けることの重要性を語っていました。また、東京海上日動火災保険株式会社の和三はるかさんも、「採用だけでなく定着に関する具体的な情報が参考になった」と述べ、セミナーの有用性を認めました。
今後の展望
ジンジブは今後も全国の商工会議所による個別相談会を支援し、地域企業の採用課題解決に取り組む予定です。高校生に対する地元企業の魅力を伝え、キャリア形成の手助けを行うことを目指します。また、今回のセミナーを通じて、松原商工会議所は地域経済の活性化に向けたニーズをより深く把握し、企業の人材確保に貢献していく考えです。
まとめ
このセミナーは地域企業が抱える人材不足や定着率の低下という問題に正面から向き合うものであり、今後の採用活動に繋がる重要な一歩となりました。人材市場の変化に対応するため、企業の積極的な取り組みが求められる中、このような場が地域の連携を深める役割を果たすことを願ってやみません。