卵の価格高騰と消費者の変化
最近、卵の価格が高騰し、多くの消費者がその影響を受けています。この調査では、卵の購入行動やその背景を探ることを目的として、2023年に行われたPOB(Point of Buy®)の会員に対して行われました。
価格への実感
調査によると、卵の価格が高くなったと感じている人は89.5%に上ります。これは長年続く物価高騰に対する実感であり、実際に多くの人が日常的に卵の価格を気にするようになっています。2023年には一時的に価格が安定したものの、依然として高いと感じる人が多いのです。
購入時の重視ポイント
卵を購入する際、最も重視されるのはやはり「安さ」で73.7%という結果が得られました。続いて「味」や「賞味期限・消費期限」が多くの支持を集めていますが、特に「安さ」の重要度は年々高まっています。パック内の卵の数や品質は購入時の判断要因としてはやや減少していることがわかります。
購入先の選択肢
卵の購入先には、スーパーが93.7%と圧倒的な支持を集めていますが、ドラッグストアの利用率も29.5%と増加傾向です。この数値は2023年には22.6%であったため、ドラッグストアでの卵購入は徐々に定着しつつあることが伺えます。特に価格を重視する消費者には、ドラッグストアは魅力的な選択肢となり得るでしょう。
値段に対する行動変化
「安く買える店を探して買う」が32.5%という結果になり、逆に「価格を気にせず買う」は21.4%まで減少しました。これは消費者が価格に敏感になっていることを示しており、物価高騰が続く中での賢い買い物をする傾向が強まったといえます。
現在の価格と理想的な価格
調査によると、消費者が実際に購入している卵の価格帯は200円〜249円ですが、理想とする価格は199円以下を望む人が80%以上に上ることがわかりました。このギャップは、今後の価格設定にも影響を及ぼす可能性があります。
高級卵への移行
また、卵の高騰に影響されて、約3割の消費者が高級卵を購入したことがあると答えています。特に40代以上の層では、その割合が高くなっており、やはり高級卵でも満足できる価値を求める傾向が見られます。特に、60代以上の層では34.5%が高級卵の購入経験がある一方で、20代以下の層では購入経験が低いことが明らかになりました。
これからの卵の価格
2023年初頭から急騰した卵の価格は、現在は再び上昇の兆しを見せており、2024年9月頃からの価格上昇が予想されています。今後もドラッグストアが最も安価に卵を購入できる結果になる可能性が高いとされています。
物価高騰の影響を受けながらも、消費者は賢い選択をし、安価な卵を求める傾向を続けているようです。卵の購入行動はこれからどのように変化していくのでしょうか。私たちも注目していきたいところです。