スシロー、マレーシアに初上陸!新世界へ挑戦
2023年2月7日、寿司の名店スシローがマレーシアに初出店しました。今回の店舗、『スシロースリアKLCC店』は、クアラルンプールのランドマークであるペトロナス・ツインタワーに隣接した大型商業施設内に立地しており、オープンと同時に多くの客で賑わいました。今回の出店は、F&LCにとって10エリア目の進出で、海外事業の店舗数が200を突破したことを意味します。
さらなる国際展開へ
F&LCは、創業時から掲げている「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」を実現すべく、世界各国への出店を続けています。スシローの海外展開は、2019年のシンガポールを皮切りに、2021年にはタイ、2023年にはインドネシアと着実に歩みを進めてきました。マレーシアは、東南アジアの中心的な国であり、更なる成長が期待できる市場です。
オープニングセレモニーには駐マレーシア日本国大使も参列し、地元の文化を尊重する獅子舞が祝賀として披露されました。管理者の長船匠氏は「スシローの使命は、美味しい寿司を楽しんでいただくこと。多様な文化が交わるマレーシアで、日本の味を伝える架け橋になりたい」と語りました。
店舗の特徴と文化への配慮
この『スシロースリアKLCC店』では、日本のすし職人が手掛けたスシローの味をそのまま提供することが最優先です。店舗運営は直営にこだわり、日本での経験を活かした現地スタッフとの協力で行われており、衛生管理やメニュー策定にも徹底した配慮が施されています。
特に、マレーシアのお客様には、ムスリムフレンドリーなメニューが用意されており、全メニューは「ノーポーク・ノーラード」で提供されます。このような特徴により、より多くの方にスシローの味を楽しんでいただけるよう尽力しています。
顧客の声と今後の展望
オープン初日から多くのお客様が訪れ、賑わいを見せました。「Thank you for coming to Malaysia. I love Sushiro’s sushi♡」といった喜びの手紙も届くなど、喜ばれる様子が見受けられました。公式発表によると、開店からまもなくも、集客数は当初の予想をはるかに超えて好調とのことです。
F&LCはさらに国際的な展開を目指し、2020年9月期末に38店舗、2023年9月期末には135店舗、2024年9月期末には182店舗の展開を見込んでいます。日本の味を海外にも広める努力を続け、今後も成長を加速していく方針です。
まとめ
スシローのマレーシア進出は、そのグローバルな展開の新たなページを開くものとなりました。今後も、地元の文化を尊重しながら、日本の美味しさを世界中に発信していくスシローの動向に注目が集まります。新しき美味しさを求めて、スシローはさらなる高みを目指します。