『浄酎-JOCHU-』: 新たな酒文化の創造に向けた挑戦
日本酒の深い伝統を持つ広島県呉市のナオライ株式会社が、能登地域に新しい風を吹き込むべく2025年に『浄酎』を発表します。このプロジェクトは、酒蔵の再生とともに地方創生を目指し、9月16日からのクラウドファンディングを通じて支援を募ります。『浄酎』は、日本酒を独自の特許技術「低温浄溜®」で蒸留した全く新しいお酒です。これによって、豊かな香りや風味を残しながら、41度の高アルコール度数を実現しました。味わいはまろやかで奥深く、時間の経過とともに熟成が進むため、保存や海外輸出にも適しています。
地域の独自性と酒蔵文化の再活性化
現在、日本酒業界は後継者不足や経営難に直面し、多くの酒蔵が廃業の危機に瀕しています。特に石川県の能登も例外ではなく、ここ数年で多くの蔵が消えてしまいました。しかし、能登には豊かな自然や発酵文化が根付いており、私たちのプロジェクトはその文化を未来へつなげるために立ち上がったものです。能登ブランディングによる観光誘致や新しい産業の創出を目指し、さらなる地域の活性化に貢献します。
クラウドファンディングでの支援を募集
『浄酎』プロジェクトのスタートとして、9月16日からのクラウドファンディングが始まります。本プロジェクトは、きびだんご株式会社と文化創生プロジェクト「NIPPON WONDER FACTORY」との協力で実現しています。提供を通じて能登浄溜所の拡充や地域に開かれた拠点づくりに活かされ、将来的には能登の名産品として『浄酎』の普及を目指します。支援者には先行販売のチャンスやユニークな飲み比べセットのリターンが用意されています。
自然の恵みを生かした酒造り
『浄酎』の生産は、石川県中能登町という豊かな土地で行われます。この地域は、清らかな水と、全国でも有名な能登杜氏の伝統が息づく場所です。醸造を始める前には、地元の天日陰比咩神社に参拝し、関係者の安全と成功を祈願しました。これからもこの地の自然と人の手を大切にし、地域を盛り上げていくために精進して参ります。
地域との共創を目指す『浄酎モデル』
ナオライでは、地域の酒蔵と連携し、『浄酎』を生産する『浄酎モデル』を展開しています。これにより、酒蔵には新たな収益源を、生産には地域の雇用を生み出す仕組みを整えています。また、『浄酎』を基軸にした体験型観光や酒蔵ツーリズムを推進し、地域の名前を全国に発信します。これにより、能登を訪れる人々を増やし、交流人口の拡大を図ります。
まとめ
この『浄酎』プロジェクトは、能登の酒文化の再生と地域活性化を目指す重要な取り組みです。私たちは、このプロジェクトを通じて、地域の誇りを取り戻しながら新たな価値を生み出します。温かいご支援を賜り、共に次世代へとこの文化を繋いでいきたいと考えています。ぜひ、あなたの応援で能登の未来をともに築き上げていきませんか。